骨折体験談7・退院後の生活【松葉杖をつかった自宅での生活動作】

片足を床につけない自宅での生活に入ります。
どんな生活になったのか。便利な道具や方法など参考にしてみてください。

脛骨腓骨骨折
足が床に着けない!退院後の生活はどうなるのか?

骨折から15日目

いよいよ入院生活が終わり自宅に退院の日。

退院は嬉しいけど、骨折して荷重できないまま、片足での生活は初めての経験になります。
本当に大丈夫なのかという不安もあるけど、今までに経験したことのない体験は楽しみな面もあり複雑な気持ち。
迎えにきてもらって車で自宅へ帰りました。車の振動も足に響いてきてあまり心地よくはないです。

なんとか無事に家に到着。
ここから全てが未知の体験です。。

 

生活動作のあれこれ体験記

過ごし方

病院では主にベッドに寝ていたので、家に帰ってきたらどうやって過ごしていいのか悩みます。
足のむくみを考えるとベッドに寝ている時間は多くしたいですが、日中はリビングで過ごしたい。運動もした方がいいし。

リビングで座っているときは物を取ろうとすると、ちょっとした距離でも届かないことが多くて何かと面倒でした。あと20cm、という距離でも松葉杖を探して、立って移動。
手の届くスペースに必要なものを置いておける環境づくりができるといいと思います。

僕が生活を快適にするために考えたポイント3つ

  1. 松葉杖の置き場所の工夫(角を作るか、滑らないような素材のものを当てる)
  2. 家の中でもナイロンリュック(ものを運ぶのに楽)
  3. 寝室でも楽しめるようにする(ベッドに入りながら背もたれで身体を起こしてパソコン作業などしていた)

自宅に帰って来たはいいけど、全く別の生活になりそうです。違う世界で過ごしているように感じます。


階段

一番怖い階段。意外にも階段や段差は必須。
病院で練習したので手順はわかりますが、環境が違うと勝手が違う。段差を登りながらカーブする箇所もあります。
一人であれば、両方の手に松葉杖を持って昇り降りをしないと松葉杖を置き去りにしてしまいます。誰か介助してくれる人がいるなら片手は手すり、片手は松葉杖、もう一本の松葉杖は持ってもらう方法もあり。手すりは安定していて頼りになります。


靴の脱ぎ履き 椅子があると楽

玄関は靴の脱ぎ履きと、外から帰ったら松葉杖の先を拭く作業が必要です。

靴は歩きやすい安定したサンダルが便利。立っても履けます。
靴を履くならできれば安全のため座れるように椅子を準備するといいかも。

たけ
僕はKEENのサンダルを履いていました。脱ぎ履きしやすくて歩くのも安定。
靴は車に積んで、必要な時は車で座って履き替えていました。

そして玄関にはウェットティッシュを置きました松葉杖を使ったら帰ってきたときに先を拭くため。
椅子に座って拭いた方が楽
どちらにしても玄関に椅子はあったら便利です。

歩きやすいKEENのサンダルの記事です→


入口や扉

松葉杖で移動していると、扉を手前に引いて開けるのが意外に難しいです。
迫ってくる扉を後ろにかわさないといけません。重たい扉なら結構苦戦します。
松葉杖の位置が要注意で、起き方が悪いと引いた扉に引っかかる可能性があります。

戸を少し開いたら身をかわして、重い扉の時は体を扉に預けて、というふうしていました。片手での操作になるので、杖の置き場所、管理の仕方もそこそこで悩みます。

スペースをうまく使うために一時的にでも家具の配置は考えてもいいかも。安定しているものならよしかかるのが楽なこともあります。


松葉杖をどう管理するか

病院に比べて家は狭くて、回転や曲がる動作が多いです。
リズムに乗って歩くことができないので、両松葉は使いにくい。
近い距離でも使わなくてはいけないので、いちいち面倒に感じてしまいます。

伝いながら移動できるようであれば、一時的にでも家具の配置を検討したり、方法を考えてもいいかもしれません。(その時はつかまるものは安定していることが絶対条件)

松葉杖は立てかけておいても倒れやすくて、置き場所を考える必要があります。
角なら立てかけやすいし、スペースがあるなら床に寝かせてもいいかも。
うちのテーブルはスベスベしているので、すぐに倒れてしまいました。

滑り止めを使っていました。


トイレ

病院よりも家の方が不便です。手すりがないので「つかまる」「よしかかる」ができない。片足でのバランスが必須になります。
壁にポンっと手を置くだけでもバランスが取りやすいので、時々壁にタッチしながら行うと安定します。壁によしかかることができるならそっちの方が楽。


入浴・脱衣所に椅子は必須

お風呂の椅子は病院のシャワーチェアーと違います。肘掛けがないのでつかむところがないことと、軽くて安定感がありません。移動するときの手すりもない。
滑らないように最初は床が濡れていない状態で入ったほうがいいです。

浴室内は杖を持って行かないので、浴槽のヘリにつかまりながら移動しました。浴室の形によっては思い切って杖で移動してもいいかも。

脱衣所に椅子は必須です。椅子があると洗面台も有効に使うことができます。整容にも便利。
着替えやタオルの置き場所は、手の届く範囲に。一時的にでも便利な位置に。


ベッドと寝室

僕は、むくみ対策として寝ている時間を多くしました。おそらく普段の生活よりもベッドで過ごす時間は長くいるはずです。
僕は寝室でPC作業、読書をして有効な時間になるように工夫しました。照明、ノートPCを置くテーブル(僕は木の板や硬い平べったい枕を膝の上に置いて)、本、アロマポットで快適空間を作りました。
音楽が好きなので、音を良くして音楽を楽しむようにセッティングしました!

すごく感激したのがマットレス。柔らかくて、シーネを着けいる形もしっかりサポートしてくれます。寝ていても腰が痛くない。マットレスによって体の負担や痛みが違います!
マットレスの大事さを本当に実感しました。

たけ
腰痛がある人や疲れやすい人などこれを機会に見直してもいいかも。気づかないだけで、きっと普通の人でも快適な睡眠にマットレスは重要なんじゃないかと感じました
そしてもう一つ掛け布団の大事さに気づきました。
掛け布団の軽さもすごく良くて、つま先にかかるストレスがない。
これも普段意識しないかもしれませんが、布団が重たいとズーーっと寝てるときにつま先が押されてることになります。つま先が伸ばされるか、内側から押されて外側に開いてしまって辛いとまではいかないんですけど嫌なんです。
掛け布団は持続的なストレスがかかる!軽くて暖かいものを!

特にシーネをつけていると変な方向から力がかかっていたはず。うちは羽毛布団が一枚あったので、軽くて快適でした。寝返りや起き上がりの時にも軽くて本当に楽。

寝具の快適さって体にすごく大事だと思いました。思っていたよりもすごく重要でした。。

 

 

松葉杖で外出をしてみる

骨折から16日目

自宅退院後初の外出。片足を地面に着くことができないままでの外出は怖い反面、再び冒険心も出てきます。


車に乗ってみた

自分の車はエスティマ。助手席ですが乗るのが大変でした。
少し車高が高い車なので座席にそのまま座れず、体を持ち上げないと行けません。
手をどこにおいて体を引き上げたらいいのか検討。座席にお尻がなんとかかかるまでが勝負。手でどこをつかむかがすごく大切で重要。

たけ
『片足を絶対に地面に着いてはいけない』という思いが、体を緊張させて、全部の行動をやりにくくしてしまうんですね

力が弱い人は、つかまって体を引き上げるアイテムなどがあると便利かもしれません。


お店では車椅子を使った

イオンとスーパーに行ってきました。
お店は移動する距離が長いので松葉杖は疲れます。貸し出ししている車椅子を使わせてもらいました。

便利で押してもらって楽なのでありがたいんですけど乗り心地はあまり良くありませんでした。(贅沢をいうなって感じですが、、)
フットレストがすごく高くて膝がだいぶ上に上がります。(実際座る人のことはあまり考えた作りではない)
足が不安定に感じるので混んでいると足に人や物がぶつからないかが少し心配。
押してもらうのであれば、松葉杖は自分で抱えて乗ることになります。松葉杖トイレでは必要。

たけ
フードコーナーでは冷気があるので、車椅子の高さではより一層寒さを感じやすいです。思っているよりも厚着の方がいいです。
筋力も落ちてるから寒さを感じやすい。
寒さ対策はインナーが基本。インナーの快適さは別記事でまとめました→

体力が落ちてしまったのか、2時間くらい外出してすごく疲れました。
でも反対に、少し外出し慣れないと、体力が落ちてしまうことがわかりました。
外に出ることって大事!
お日様にも当たらないと!

今日は一日疲れました。
でも夜のマットと布団は快適。体が楽です。
マットと布団は疲れを癒してくれます。

 

転倒しました

骨折から17日目

転倒してしましました。
階段を降りている時に、急に忘れ物を思い出して、階段の途中で方向転換を試みました。

真横を向いた時に右側の杖は高い位置にあるし、左側の杖は低い位置になってしまって、バランスを崩しました。松葉杖に慣れてきて油断していたのだと思います。

たけ
慣れた時にこそ慎重さが必要。人は油断する。

思わず、反射的にシーネ(添え木)を当てている左足が出てしまいました。
『ヤバイ』と思って引っ込めたのですが少し遅くて、骨折した足を床に着いてしまいました。

妻がすぐに駆けつけて助けてくれましたが、骨折した部分がすごく痛くてしばらく痛みが続き外出は中止。。
家の中に入って、痛みの様子や足の状態を観察。特に問題はないようですが、、。
転んでしまったことがショック。
危ないです。

階段や傾斜のある場所での方向転換は絶対にやめましょう!