ギプス、PTB短下肢装具のうえに履くオススメの靴

ギプス、PTB短下肢装具のうえから履く靴

脛骨と腓骨を骨折。
ギプスやPTB短下肢装具の上からではいつもの靴が履けません。骨折してる時はいつもの靴が履けなくて困ります。そんなときにどんな靴を履くことができるのかをご紹介します。

究極のところ、骨折が治ってしまえば使わなくなるので、なくてもいいと言えばいいかもしれません。(だいぶ不便ですが、、)なので、これは一時的に使うだけのものです。

でも装具の上から履く靴はあったほうがいいです。
骨折後最初は足を床につけないのですが、荷重してもいい時期になったら、接地して歩くことは大事です。それが、骨折の癒合を促進するからです。それだけでリハビリになります。
そして、なにより少しでも足を地面に着くと、歩くのが楽。全く疲労が違います。触れるだけでもいいから床に接地できたほうがいいです。

 

装具の上に履ける靴・キャストシュー

装具の上に履ける靴はいくつかあります。
僕は骨折時にPTB短下肢装具という大きな装具を着けました。
そのときに便利だったのが、キャストシューです。



キャストシューの良かったところをご紹介します。

防水

キャストシューは防水仕様なので雨の日でも大丈夫。濡れません。
これはすごく便利でした。防水なのはキャストシューくらいではないかと思います。
僕は骨折して装具を着用する期間が冬だったので、濡れないことが必要だったので一択でした。

軽い

そしてキャストシューは生地が丈夫で軽いです!
装具自体は大抵重たいので、靴が軽いというのは良いいです。

脱ぎ履きが楽

写真のマジックテープの部分は大きく開くので、脱ぎ履きは楽です。足の甲の2箇所だけでも十分脱ぎ履きできました。マジックテープが内側で止めることができるのも良かった点です。

歩きやすい

一番良かったのは歩きやすさです。つま先と踵に丸みがあって、靴底が転がるようになっています。
装具は、足首を固定して靴底は硬くて真っ平ら。完全に固定された物体なので、歩くとガコガコ、ゴツゴツとなります。
キャストシューは靴底が転がるようにお椀型になっているので、スムーズに体重を移動していけます。キャストシューの靴底のおかげですごく歩きやすかった!

垂直に支えるためには若干安定性は落ちるかもしれませんが、骨折した足で静止して立つような機会はあまりありません。松葉杖の支え、骨折してない方の足の安定感があるので、スムーズに足が転がってくれるほうが断然ありがたいです。

 

 

KEENのサンダルもキャストシューも濡れているアスファルトは全然大丈夫。
軽い雨でも歩いていました。
僕はこの組み合わせで過ごしていました。オススメです。

 

 

 

キャストシューは片足ずつ購入できます!
サイズがあるのでご確認ください。

 

ギプスにオススメはギプス用サンダル

僕は装具との相性が良くてキャストシューでしたが、ギプス用サンダルもあります。ギプス用サンダルはしっかりと固定できます。

先ほど登場したキャストシューはベルトで締めて固定する形ではなく、包む形でした。靴のような。

ギプス用サンダルはベルトで固定するタイプです。キャストシューよりもしっかりと固定できるのは安心です。

 

こちらも片方ずつ購入できます。

まとめ

ギプス用サンダル、キャストシューは一時的な使用で、骨折が治ってしまえば履かなくなります。
すごく神経質に選ぶ必要なないかなーとは思います。

僕はPTB装具だったこともありますが、雨の日でも気にしない、防水のキャストシューが1つあればいいのではないかと思います。
軽くて履きやすいし、歩きやすいし良かったです。サイズは少し大きめでもいいかもしれません。

ギプスの方はベルトでしっかりと固定できるギプス用サンダルが安定してて、良いと思います。

・PTB装具にオススメは、キャストシュー
・ギプスにオススメは、ギプス用サンダル

短い期間かもしれませんが歩きやすさは非常に重要です。
少しでもストレスなく快適に過ごせますように。転倒なく早く治りますように。