体は食べ物で作られています

骨折を早く治す方法 【自分でできる効果的な9つの方法+α】 

  • 2018年11月13日
  • 2019年1月17日
  • 骨折

骨折を早く治すにはどんな方法があるのか?

骨折をしてしまうと治るのに時間を要します。
どれだけ急いでもすぐに骨がくっつくことはありません。
「いい機会だから休みながらゆっくり治そう」と思う人もいるかもしれないですが、ほとんどの場合「早く治したいなー」と思うはず。
スポーツ選手であれば、できるだけ早く治すために努力するでしょう。

大体の目安として、『◯週目で体重をかけていいですよ』『◯ヶ月くらいから歩けるでしょう』と、主治医から教えてもらえると思うのですが、それは絶対ではありません。
特に骨が丈夫ではない人は治癒が遅くなることもあります。

適切な時期に、適切なリハビリをすることは一番大事なことだと思うので、主治医やセラピストに相談しながら治療に取り組むべきです。
でも、そもそも骨折が治っていくのは自分の代謝能力、治癒する力です。
リハビリ以外で、自分で取り組めることはないでしょうか?
骨折が早く治るための方法は何かを考えてみたいと思います。

 

超音波骨折治療

病院から機材を借りて行う治療です。2012年から医療保険の適応になりました。
低出力超音波パルスという継続的なパルス状の刺激を骨に当てることで骨の癒合を促進します。
メカニカルストレスによって骨癒合を促進。骨折の回復スピードを40パーセントほど早めたという結果もあるそうです。
荷重できるようになればその荷重刺激がメカニカルストレスになりますが、超音波骨折治療は免荷の時期から実施することができます。

適切な運動

骨折をしたら患部を治すのに必要な運動やリハビリをすると思います。もしくはアドバイスをもらうと思います。
その指導やアドバイスに従ってリハビリをすることは一番大事なことです。
骨折部を固定したとしても、拘縮や筋力低下がないようにできるだけ早期から動かすことが必要。
昔は『まずは安静』でしたが、今は『早期からリハビリ』という風に変わって、リハビリの重要性が広く認知されています。

その他に自分でできることとして、よく体を動かすことも大事です。
例えば足を骨折して動かせないとしても、体幹や背骨、腕の運動をするなど。
そうすることで、血流が良くなって骨の癒合も促進されます。
そして、骨折中に体力や筋力が低下するのを予防し、復帰した時に元気な状態でいられます。

オーバーワークで回復のためのエネルギーを消費してしまうのは良くないですが、気持ちよく適切な全身運動は、代謝と血流を良くします。

食事で栄養を摂る

当たり前ですが、身体を作り上げるためには体の材料になる栄養と代謝を促進する栄養が必要です。
骨折部だけ見れば、骨タンパク質であるⅠ型コラーゲンが必須ですが、他にも回復を促進する栄養素があります。

コラーゲンの合成成分:コラーゲン、ビタミンC
カルシウムの吸収に関わる:カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、
             マグネシウム

コラーゲン:鶏手羽先、鶏軟骨、皮付き魚、牛すじなど
ビタミンC:キウイ、イチゴ、柑橘類
      パプリカ、パセリ、ジャガイモ、野菜類

カルシウム:牛乳、ヨーグルト、チーズ、いわし、ししゃも、小松菜など
ビタミンD:きのこ、魚など
ビタミンK:パセリ、大葉など
マグネシウム:ゴマ、ナッツ類  干しエビ、しらす、海藻類(ワカメ、ひじき)

『コラーゲン』 骨を構成する材料
『カルシウム』 骨を固く強くして、骨を構成
『ビタミンD』『ビタミンK』 カルシウムの吸収促進
『マグネシウム』 カルシウムが骨全体に吸着するのを助ける

このように、骨が出来上がっていく過程に必要な栄養素があるので、その栄養を摂れる食事は骨の代謝を助けます。

睡眠

睡眠はストレスで傷ついた全身の細胞を整えます。
米国陸軍省環境医学研究所での傷の修復を調べた実験では『栄養よりも睡眠の方が重要』という結果が出たそうです。
特に22時から2時までの『睡眠のゴールデンタイム』には成長ホルモンが分泌されるので、骨の修復を早めます。
最近は『睡眠は時間よりも質が重要』ということも言われています。
どちらにしても睡眠が大切であることは間違いありません。

良い睡眠をとるためには
①ストレスがなるべくないようにすること
②日中適度な運動をすること
③適切な食事(夜遅く食べないなど)
④飲酒はしないか、少なめ
⑤寝る前にパソコン、スマホを見ない
など、気をつけたいところです。

入浴

炎症が治まったら入浴もオススメです。湯船につかることで、全身の血流が促進されます。

日光にあたる

日光に当たることで、体内で『ビタミンD』が生成されます。
お日様に当たるのは、1日15分程度でOK。

サプリメント

食事から必要な栄養素を十分摂れることは理想的ですが、なかなかそうはいきません。日々の生活で栄養を満たすことは実は結構難しい。
現代人は糖質、脂質が多く、タンパク質などが不足していることが多いそうです。

そこでサプリメントを利用することが助けになります。
自分に足りていない栄養素や、骨の代謝を促進するのに絶対に欠かせないコラーゲン(タンパク質)など、サプリメントで補うことも一つの方法です。

日本人はなぜか避けがちなサプリメントですが、海外ではわりと当たり前なことです。

リラックスすること

リラックスできると脳波がα派になります。そうなると身体の内部が整って、自然治癒力が高まります。
音楽や自然な音、森林浴、瞑想などが、意外に骨折の治癒にも効果あるかもしれません。

自律神経を整える

骨を作ってくれる細胞は自律神経が安定していくると良く働きます。
自律神経が安定することは間接的に骨の癒合を促進するということになります。

代表的なのは呼吸法。目を閉じて深呼吸をしたり、さまざまな呼吸法は自律神経を安定させるために有効です。
背骨の骨折でなければ、背骨のコンディションを整えるのも有効です。

その他

細胞が良く働くためには、体液を弱アルカリ性に保つことが良いと言われています。そのためには、疲労しすぎないこと、添加物をあまりとらないことなどにも注意しましょう。

喫煙は骨の癒合を阻害します。できれば控えた方が良いです。

まとめ

骨折が早く治るために自分でできることは意外にもたくさんありました。
特に適切な運動と、適切な食事、睡眠の3つは重要です。
この3つをベースに、自分でできることに取り組んでみてはどうでしょうか。

こう並べてみると、健康的な生活がやっぱり大事なんですね!