骨折体験談10・骨折から45日目。1/3荷重訓練が始まる

 

1/3荷重訓練を開始

手術をしてから6週目に入ろうとしています。
いよいよ荷重訓練を開始する時期になりました。
久しぶりに足を地面に着くのはどんな感覚なのか?
荷重訓練が始まったらどう変化していくのか?

リハビリは週3回を継続してきました。

今までの経過の中で、リハビリやオイルマッサージをして、足首の動き、足の指の動きが少しずつ、着実に良くなっています。
でも夕方むくみが少しあるのと、足がのっぺりした形になっています。

「早く歩きたいな」という気持ちもありますが、
「いま、毎日が人生の初体験の繰り返し」という新鮮な気持ちもあります。

 

手術から41日経過(骨折から45日;6週目)

今日は退院後初のレントゲン写真の撮影。
1度転んでいるので多少の不安があります。

病院へ到着してレントゲン撮影をして、先生の診察を受けました。

 

 

骨折した線が脛骨も腓骨もはっきりとしています。
でも正しい位置に収まっているようには見えます。
それにしても釘の数が多い。

先生:
『レントゲンの画像からズレもないし、骨折の経過は順調です。傷口も綺麗です。体重が65kgなので、1/3荷重、だいたい20kgまでの荷重を練習していきましょう』

とのこと。

良かった。経過は順調。

ちなみに抜糸した後の傷跡です。

 

追記;
この時はまだすごく傷口はきれい。
この時期からしたかったのが、傷跡テープでのケアです。
ケアが遅かったので悔やまれます。
せっかくのきれいな手術の傷。その後のケアはご自分で!

 

1/3荷重訓練のリハビリ内容

骨折から46日。どんな訓練をするのか?

  1. 座って荷重訓練

    最初の荷重訓練は、体重計を二つ並べて、座ったまま右足、左足を片足ずつ置きました。
    そして体重計の数字を見ながらどれくらいが20kgなのかを確かめます。正直20kgって微妙な加減を言われてもよくわからない。6週間足を床についていないので、力が入っているのか?足の裏にかかる体重の感覚がよくわかりません。グーっと座りながら足底で体重計を押して、目で20kgを確認します。痛みは全然ありません。
    でも、けっこうがんばって力を入れている感じ。
  2. 立って荷重訓練
    感覚を確認したところで、今度は立ってみます!
    体重計は両足の下に1つずつ置いたまま。立ってみても、足に力が入っているのかがよくわからないです。体重計の目盛りを目で確認しないと、20kgの感覚はつかみにくい。
    骨折した部分に痛みはありません。骨自体は体重をかけようと思えば、まだまだかけられそうな気がするけど、筋肉に力が入りにくくて、膝がガクッと折れてしまいそう。
    怖いです。
    力が入ってる感触が本当に薄い。足首がだいぶ持ち上がるようになっているので(背屈角度があるので)、スネが後ろに倒れることはありません。(膝過伸展しません)リハビリのセラピストに促されて、どこに体重がかかっているのかを確認。
    小指側に体重がかかって、親指側が踏みにくいです。床に着いている踵がビリビリしています。

    内くるぶしの傷口はツッパって、時々バリバリっと痛みが走ります。嫌な痛みではないです。ストレッチされているような感じ。

感想

骨折してから初めて足を床に着いて立ちました。
着実に進んでいる感じはありますが、足の筋肉機能の衰えを感じました。
筋力トレーニングの大切さを痛感。

まずは使われていなかった神経がこれから目覚めていくんだと思います。

 

◉リハビリのセラピストからのコメント

「今まで刺激していなかった部分に刺激を加えたので、今日の夜痛くなるかもしれないから、もし痛みが出たら報告してくだいさい」

と言われました。でも、全く痛みは出ませんでした。

外来のお医者さんからは
「体重をかけ始めたら変わるの早いよ」
と言われました。
今後が楽しみです。

 

 

1/3荷重訓練 2回目で変化

骨折から47日目。

昨日初の1/3荷重訓練を体感し、今日もリハビリ。

まだまだ筋肉は働いている感じが薄いです。
でも、昨日よりも明らかに立位は取りやすくなっています。

今日感じたことは、1回目と2回目では力の入り方が全然違うということでした。

 

◉リハビリの内容

  1. 座ったまま20kgまで足の裏を押し付ける
    骨に機械的な刺激を与えることと、荷重の感覚を確かめるのに必要な最初の練習です。
    力一杯押しても、
    座ったままだと20kgまではなかなか踏めないです。
    左足に力を入れて何かするのは久しぶり、本当に力が入りにくい。
    足を持ち上げるような運動と、支えたり踏み込むための運動は感触が全然違います。
  2. 座っている姿勢から立ち上がって立位をとる
    意識しないと親指側が踏ん張れません。
    足の裏は、全体で接地している感触ではないです。
    所々浮いていて、特に親指側が浮きます。床につきにくいです。足首は硬くなっていて、スネが前に倒れていかないです。
    前に屈めないのもあって立ち上がりにくい。内くるぶしの裏にはつっぱった感じが強いです。
    ツッパっているところをストレッチするような感じでゆっくりと行いますが、指定されている20kgの加減が難しい。
  3. 平行棒内を歩く
    平行棒内を歩いてみると、必要以上に骨盤が回転しながらになってしまいます。
    骨盤を回さないとうまく歩けない。左足の足首がスキーブーツのように感じます。
    骨折している左足を大きく出して、右足はあまり追い越さないで歩きます。おおげさに言えば、まるで物を扱っているような感覚。
    自分でコントロールできるまでは程遠い感じがします。でも初日は平行棒で歩くことも想像できなかったので、進歩です。

 

 

◉自宅内であれば、足をついて松葉杖で歩く許可が出た

リハビリのセラピストから、松葉杖を使って、家の中でも足をついて少しずつ歩いてもいいという許可が出ました。

おそるおそる練習開始しました。

扉を開いたり、ちょっとしたものをかわしたりすることが必要で、ちょっと神経を使います。

装具を着用せずに2本の足で歩けることがすごく嬉しいし、足がわずかにでも床につけるというのは、一気に行動が楽になります。
本当に全く違います。

そして、移動すること毎回がリハビリのようになるので、訓練の効果も加速しそう。

 

1/3荷重訓練 5日目では大分変わる

骨折から50日目

荷重開始5日目で、だいぶ荷重することに慣れてきました。
自分の足の裏が地面についている感触がはっきりと実感できてきました。

そして、荷重訓練を始めてからは足の形がどんどん整っていきます。

足首の動きは良くなっているように感じます。

焦らず、無理をしなくても、できる範囲のことを少しずつやれば体はきちんと応えてくれます。
長い目で見て「丁寧に動かしていくこと」って大事なんだということを勉強させてもらいました。

わかったこと:
外来のドクターが言っていたように『荷重訓練が始まると変わるのが早い』です。
最初は筋肉の神経が適応していく段階をリアルに実感。

 

◉リハビリの内容
5日目でランジをする

今回のリハビリから新たな練習を実施。
平行棒内に体重計を置いてランジをしました。

ランジとは
左足を前に出して右足は後ろ。
左膝を曲げて骨盤を前傾させていきます。

左足に体重をかける怖さもあって、おそるおそる練習しました。
ぐらつく感じ、また新たな足の使い方なので、やはり支えにくい。

PT:ハムストリングスを働かせて膝を安定させる目的です」とのこと。
僕はは元々前屈が硬くて、ハムストリングスが働きにくいと感じていたので、この練習はやりがいがありました。難しいけど、楽しい。

でも正直、『今の段階でもうこんなハードな練習をするのか』と驚きです。

その後のリハビリ

リハビリは外来でのリハビリを週3回継続中です。

  1. 平行棒での歩行練習
  2. 立ち上がりの練習
  3. 立って足の指を踏ん張る練習
  4. ランジ
  5. 松葉杖での歩行

いろいろできるようになっていきます。
歩くことにも慣れてきました。

リハビリのセラピストとは、お話だけでも参考になるし、『自分がやっていいこと悪いこと』『経過は順調か』など聞けるので本当に安心できます。
たくさんお話しするといいですね。

◉最近気になること
『装具を着用しないで歩くと踵がバリバリ言う』

リハビリの先生によれば、
「踵を長いこと着かないでいると、脂肪組織の配列が変わってしまうことがある」とのことでした。


歩く時、踵からの荷重を意識して行うことが大事。

足は全然痛みはなくて、平行棒内であれば、結構余裕で歩けます。

 

 

 

 

リハビリの効果をアップさせるために自分でできること

リハビリの効果をより向上させるため、骨折の癒合を促進するためには、食事も大切です。
僕は食事で補いきれていないと思い、サプリメントを利用していました。
これはオススメです。

 

手術傷跡をきれいに治すには、ケアする方法があります。
絶対に傷跡のケアはするべきです。
僕は遅すぎたと後悔しました。
傷跡をきれいに治したい、後遺症をなるべく残したくはずなので、瘢痕ケアをしましょう。

 

骨折を早く治す方法をまとめてみました。

 

むくみ対策

むくみは長く経過すると硬くなってきます。
それは筋膜の滑走性を妨げたり、関節の可動範囲を狭くする要因になるので、できるだけ少なくしたほうがいいです。

僕がしているケアをご紹介

  1. 横になる時間と足の挙上
    自宅では足の挙上は続けています。まずは基本。
  2. アロマオイルマッサージ
    足首、傷口をマッサージしてから歩くとすごく歩きやすいです。むくみが柔らかくなって代謝されやすくなります。
    足首がしなやかになって、足の裏全体が床に着いて、特に踵に体重をかけやすい。
  3. ふくらはぎの運動
    寝ながら足首を動かす運動と、立った時にふくらはぎを使う意識で運動しています。

 

防寒対策(骨折後は体が冷えるようになる)

体が冷えて寒い!季節によっては厚着を考える必要が!

歩く量が少なくて代謝が悪くなったのか、筋力が落ちたのか、日常生活はすごく寒く感じます。
今まで生きてきてこんなに寒く感じたことはありません。
わりと暑がりな方だったはずなのに。

フリースのズボン、暖かいインナーと靴下が家の中でも欠かせなくなりました。

冷えは血流を悪くして、代謝にも影響するので対策をします。

僕がしている対策は3つ

  1. 動きやすくて暖かいインナー
    防寒したいけど、家の中では特に楽にいたいです。そんな時に一番最初に考えるべきはインナーだということに気づきました。
    そして、肌の露出する部分を少なくすること。
  2. 湯たんぽ
    昔懐かしい湯たんぽは大活躍です。僕はお湯を入れる普通のタイプ。ほんのり暖かいのが気持ちいいです。
  3. 暖かいインソール
    足の形を整えてくれて、暖かい機能があるというインソールを外出のとき靴の中に入れています。
    これは一石二鳥です。

必要だったので、今回インナーを購入してみたのですが、本当に機能が素晴らしいと実感したのでご紹介。
軽いし、楽だし、暖かいし、今後必須アイテムになりそうです。夜寝るときにも欠かせません。

生活動作の邪魔をしないということも重要で、形も選ぶといいと思います。
冬に骨折した方にはオススメです。

 

その他の経過

冬の松葉杖にはピックをつける

雪が降りました。外は凍っています。(2017年冬)
松葉杖めちゃくちゃ滑ります。

特にコンビニやスーパーの床は濡れているとツルツル。いつツルッと滑って行くかわからない。
急に滑るので本当にびっくりします。要注意です。

外で歩く時のために、杖の先にピックをつけてもらえました。
装備は重要。外の氷に不安がなくなりました。

 

PTB装具は外で使用

外出する時は装具を装着すると心強くて、頼りになっているのは間違い無いです。
外から不意にぶつかってこられても安心できる気がします。

ポイント
・外出時は必ず装具着用。保護のためにも良い
・自宅内は着用せずに荷重の練習をする