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足の骨折の後遺症、痛みはあるのか【抜釘手術後にしていたこと、その結果は?】

骨折後の後遺症と痛みはあるのか?

骨折後は、手術や安静にした後、少しずつ刺激や荷重を加えて骨の癒合を促します。
そして、リハビリや病院の受診を繰り返し、回復するための期間を過ごします。
でもゆくゆくはそう行った日々も終わります。

その後の状態はどうでしょうか?

「全く元どおりになりました」ということは実は稀なことかもしれません。
「痛みや痺れがとれない」「骨折前のような運動ができない」という場合もあるのではないかと思います。
実際にそういうお話をよく聴きます。

骨折は骨がくっつけば完治なのですが、後々になっても残る痛みや動きが良くないということは結構多くあります。

骨折の後遺症について、体験や経験を踏まえて今回考えてみたいと思います。
(ほぼ体験や経験になるかもしれませんが、、)

 

脛骨腓骨骨折から1年半経って後遺症はあるのか

僕自身は1年半前に脛骨腓骨骨折をして、プレート固定術をしました。
リハビリをしながら骨の癒合を促進し、食事も少し気をつけながらサプリメントも併用して摂取していました。

リハビリや筋トレはしてたのですが、どうしても抜釘手術前は痛みがあって、思うように走ることができませんでした。
正直なところ骨折部の違和感と痛みが本当に治るのか不安でした。

でも、プレート固定術から1年2ヶ月くらい経って抜釘手術をして、その後は嘘のように痛みがなくなりました。
今は運動することに支障がありません。
目に見えた後遺症はないと言ってもいいくらいです。

支障がないどころか、骨折前よりも身体の柔軟性が増して、姿勢も良くなりました。
筋力も骨折前と同じ程度ある思います。

主治医の先生や関わってくれたセラピストのおかげはもちろんですが、リハビリと自主的な運動、マッサージ、サプリメントを使っていたことなど、いろいろとしていたので、それも結果的に良かったのではないかと思っています。

骨折部の後遺症に関しては、骨のくっつき方次第。
曲がってくっつくと動きに支障が出るかもしれません。
でも、基本的に骨折はほとんどの場合治ります。そして、骨には痛覚がないので、痛みがずっと残るということはないはずです。

ただ、主治医の先生のお話から考察すると、『今回は関節にかかる骨折ではなかったので後遺症のリスクが少なかった』と言えると思いました。
足首の関節にかかっていたら、また違った体感になっていたかもしれません。

瘢痕による後遺症

ただ、今気になっていることがあります。
それは癒着をしている箇所があること。

手術をした人を今までたくさん見てきてましたが、僕に限らず多くの人が術後の瘢痕癒着があります。
その割合は結構多いです。

この瘢痕の癒着に関しては、まだまだ整える方法が確立されていませんが、身体にとっていいことではありません。
癒着を引き起こす結合組織は、全身につながっているので、『肩こりや腰痛の原因が30年前に行った手術の癒着に筋膜が引っ張られて起こる』ということもあります。

決して侮れません。

後遺症が残らないように実践したこと

抜釘手術をした後、病院の診察やリハビリが1ヶ月くらいで終了しました。
その後4ヶ月くらいの間、後遺症がなるべく残らないように、自分で実践したことをご報告します。

必ず正しいというわけではないですが、参考までに、、。

サージカルテープを続けた

手術後できるだけ傷口が綺麗になるように、サージカルテープを使用していました。
病院からは言われていませんが、傷口が安定するまで続けようと思って、必要ないんじゃないかと思うくらい長く使用していました。

だいたい抜釘手術から5ヶ月くらい経っています。

内くるぶしの傷口が靴に当たりやすいこと、ソックスの摩擦も起こりやすいのもありますが、スノーボードのブーツを履く時に締め付けるので、その干渉を極力軽減するため。
圧迫や摩擦刺激があるときは、キネシオテープやテーピングも使用して念入りに保護していました。

サージカルテープは貼ってもほとんど運動を制限しないので、長く貼り続けてもいいかなと思います。

それほど面倒でもありません。

筋トレを続けた

リハビリの終了後も筋トレは継続しました。
特にふくらはぎや足裏の筋肉。

脛骨腓骨骨折を経験して、なるべくなら再骨折はしたくないので、足を鍛えることは続けています。

主に実践していたのは、
1、ふくらはぎ、股関節の筋トレ
2、スクワットマジック
3、バランスボード
4、ヨガ
5、ウォーキング

1、ふくらはぎ、股関節の筋トレ
今回チャレンジしたのは筋肉1つ1つを単品で動かすこと。
「この運動しにくいなー」とか「この筋肉は全然働いていないかも」とか感じながら実践していました。
案外それが面白かったのと、変化が実感できたことで良かったことです。

おかげさまで、足のアーチの形は骨折前よりもいいです。
ふくらはぎの太さも骨折前と同じくらいか、少し今の方が太いかもしれません。

2、スクワットマジック
そして、スクワットマジックも実践しています。
これもオススメ。
トレーニングマシーンを軽視していたのですが、一度友人宅でやってみて「これはただのスクワットじゃない!」と実感。

ダイエット目的ではありませんが、下半身、骨盤周囲の筋肉がバランスよくつきます。
気軽にできるし、スクワットや筋トレが嫌いな人でもやりやすいはず。

もう少し早く、リハビリとして始めても良かったと思っています。

3、バランスボード
足首の感覚、協調性、バランス能力の向上に。
たまたま持っていたので練習していました。

スポーツに復帰するなら姿勢の微調整や細かな感覚を取り戻すことは重要です。

4、ヨガ
全身の調整に実践。

5、ウォーキング
これも全身の調整に実践。最初は左右差がありましたが、ようやく解消されてきました。

サプリメントを続けていた

骨の癒合や強化、身体の柔軟性アップ、筋力強化のため、サプリメントは続けていました。

最初はスポコラ を使っていて、とても僕は役立ちました(本当に身体の柔軟性がアップしました。骨の状態もどんどん良くなっていました)

今は添加物の入っていない、ソイプロテインに切り替えて実践中。

身体の動きをよく保ちたいので続ける予定です。

身体をサポートするアイテムを使っている

抜釘手術後スノーボードを始めたのですが、CWーXのサポートタイツは運動する時に安定感を与えてくれます。
サポートタイツを履くのと履かないのでは全然感覚が違うのでスポーツをする人にオススメします。

サポートタイツがすごくいいので、ウォーキングやランニングのために、CWーXのサポートソックスを使用してみました。
これもすごく快適。
足裏、足首の動きが全く違います。

関節に負担がこないだけでなく、身体の動きやパフォーマンスを良くしてくれます。

筋力トレーニングをしても、それが正しい方向性でなければ、偏った筋肉のつき方、関節への負担になることを見てきた経験もあって、怪我の後のスポーツ復帰にも同じことが言えます。

骨折や怪我の後スポーツに復帰する時、サポートタイツなどのアイテムは役立つと思います。(試してみましたがオススメです)

スポーツへの復帰

痛みが取れるとなんでもできてしまって、慎重さを欠きます。
最初はこんなに激しい運動大丈夫かな?という不安もありましたが、それは最初の数回でした。

今は骨折していたことを運動しているときは忘れています。

ちなみに僕は、スノーボード、スケートボードを主にしていますが、どんなスポーツでも大丈夫だと思います。

骨折から1年半。スポーツもできるようになります。

 

 骨折から1年半の経過を振り返って失敗したこと

骨折後、プレート固定術、抜釘手術、2回の手術を終えて、スポーツ復帰まで至っています。

そのプロセスを振り返って、自分が失敗したことは。

内くるぶしの瘢痕ケアに失敗

手術の傷はスネの内側と内くるぶしに長い傷、スネの前側に短い傷があります。
スネの内側はとても綺麗で真っ白ですが、内くるぶしの傷は赤く残っていて幅も広いです。

これは1回目の手術後、サポーターをつけていた時の摩擦によるものだと思っています。

2回目の手術後はすぐにサージカルテープを貼ったり、摩擦を避けていたのでその後の傷は綺麗。

1回目の手術の時から
「サージカルテープを貼っていれば良かった」
「摩擦をできるだけ避ければ良かった」
と思っています。

これは後悔。。

今後のケア

今後も身体のケアは続けていこうと思っていますが、特に傷跡をアロマオイル(フランキンセンス)でケアしていこうと思っています。
(赤みがとれて瘢痕が柔らかくなるようにケアしていきます)

骨折後痛みが取れないときも、骨に痛みを感じる感覚器官はないので、骨膜や筋膜などの損傷による影響が残っているかもしれません。
オイルマッサージで組織に弾力を与えるのはオススメです。

骨折後の状況に関してのご報告でした。

 

骨折の後遺症や痛みを残さないために考えられること

骨折後の後遺症や痛みを残さないために考えられることを最後に挙げてみます。

骨折の状態

骨の折れ方とくっつき方が、その後の状態を決める9割くらいを占めると言ってもいいくらいです。
骨の折れ方を自分でコントロールすることはまずできないので、これは運です。

自分でできることは、主治医とリハビリのセラピストのいうことを聞いて、適切な時期に適切な負荷で骨を刺激すること。

焦りは禁物。
『がんばったから骨が早く癒合する』というわけではありません。

その時に自分でできることを適切にすることが一番重要です!
意外に『適切』が難しいかもしれません。

急性期は状況に合わせた最善のケアをする

急性期はむくみや炎症があります。

むくみは高く挙上しなるべくひどくならないようにしましょう。(あとあと硬くなって残ることもあります)

炎症に対しては適度に冷やすこと。
看護師さんにお願いして、取り替えてもらったり、どの程度の時間で冷やすのかも聞いてみましょう。
冷やし過ぎが良くないこともあるとのこと。

その他運動は、主治医の指示のもとにリハビリのセラピストが教えてくれるので、これでもかというくらいしっかりと聞くことが大事。
言われたことは面倒でも実践しましょう。

この時期にきちんと下ごしらえをしておけるかどうかが、後々に影響してくることを知っておいてください。

できるなら、骨折部以外の運動も積極的にしておくのも大事です。
特にインナーマッスルや姿勢を調整する筋肉はベッド上でもできるので、気力があれば調整すると、その後に役立ちます。

傷口のケアを怠らない(外部刺激に注意)

これはあまり指導されないかもしれません。
でもすごく大事!

抜糸後はサージカルテープで傷口がきれいに付くようにケアをしましょう。

そしてなるべくなら外部刺激、摩擦などがないように気をつけます。
特に関節付近や、出っ張っているところの傷の場合は、干渉しやすいので注意しましょう。

見た目と、身体のバランスに関わります。

リハビリ(筋力訓練と関節可動域訓練、適切な時期の荷重)

骨折すると安静にしなくてはいけない時期があり、できることが限られてきます。
すると身体は廃用といって、使わないことで衰えてきます。
筋力が低下したらまたつければいいのですが、そんな単純なものではありません。

あまりにも使わないと神経まで廃用になり、動くことすら忘れてしまう筋肉になることもあります。

今は急性期から積極的にリハビリをします。
廃用のリスクをできるだけ減らすことの重要性がわかってきたからです。

できるだけ早期から、適切な強度と量で運動するようにしましょう。

骨折部以外の身体も使わないと筋力が低下します。
他の部分も鍛えておきましょう。

荷重訓練が始まったら段階的に増やしていくはずです。
その段階に見合った負荷が適切です。
やり過ぎも良くないし、やらな過ぎもダメ。
その時の適した量がベストということを意識しましょう。

食事で栄養を摂ること

食事はとても重要です。
身体を作る材料になるからです。

骨折をしたら骨が癒合するために、材料になるタンパク質が不足してはいけません。
いろいろな考え方がるようですが、基本的には栄養が不足しないように、食事の内容は勉強しましょう。

サプリメントで補うことも場合によってはいいかもしれません。

骨折前の身体の状態

骨折部を固定するような場合は、元々の身体の硬さが、固定を外した後どれだけ関節が硬くなるかに影響します。

骨折前から身体を整えておくと良いのですが、それは個人の習慣かと思います。

でも次の怪我などの予防や回復を促進するために、骨折したことを気づきとして、その後、調整する習慣をつけるのはいいことだと思います。

脛骨腓骨骨折に関しては、スポーツ復帰するまでに1年から1年半かかりました。
それだけの期間があれば、身体の状態を変化させることも可能です。
やり方によっては、復帰した時に自分の状態を最良に整えておくことも可能かも。

是非チャレンジを!

個人の癖など

特に骨折で手術をすると動きのパターンが微妙に変わることがあり、ある意味では0から新しい身体を作り上げるようなイメージの時もあります。

骨折前の身体のパターンと兼ね合って、骨折がさらに悪いパターンを助長するかもしれません。

手術をした場合は、瘢痕の癒着などを最小限にすることがパフォーマンスの悪化を最小限にしてくれるはず。
ケアをすることがオススメです。
そして、全身のストレッチや姿勢の調整など、なるべく変な癖がつかないようにすることを考えておくと良いと思います。

例えば、片松葉よりも、両方の松葉杖を使用して、左右差に気をつけることも必要な気がします。

僕の場合はですが、松葉杖とPTBという思い装具を片足だけしていた時期があって、あまり変な癖がつかないようには気をつけていました。

(身体の連動や動きのパターンを整えることにヨガのポーズは役立ちました)

 

まとめ

人にもよりますが、骨折や怪我が後遺症のようになってしまうことがあります。

避けられないこともありますが、防げることもあります。
防げるものなら防ぎたい。

でも困ったことに、それは後から気づくことが多いです。
できれば急性期の段階からきちんとケアをしておいてほしいと思います。