骨折から80日目(手術後75日目)で全荷重許可!
脛骨腓骨骨折から81日目
担当の先生から「今日から全荷重、いいでしょう」と言われました。
今日から普通に歩いてもOKとのこと。
予定よりも一週間早く全荷重の許可が出ました!
先生は最初の時点で「時期が早まることはありません」と言っていたので、本当にビックリです。
手術から75日、およそ2ヶ月半。
今日から「松葉杖なし」「PTB装具なし」で歩くことができます。
全荷重を一つの目標にしていたので、嬉しい。
脛骨腓骨骨折後3ヶ月で出来ることの例
主治医の先生に、してもいい事など聞いてみました
Q1.スノーボードは今シーズンできますか?
A .「今シーズンはやめておきましょう」
Q2. 走るのはいつからできますか?
A .「一カ月半後に受診してもらい、経過が良ければ軽いランニングから考えます」
(骨折から120日で検討)
Q3. ヨガはできますか?
A . 「一応それも一カ月半後の経過を見てから。できると思うけど念のため」
(骨折から120日で検討)
Q4. 腓骨の骨折した箇所が少し膨らんでいますが、大丈夫ですか?
A .「大丈夫です。腓骨は短くなっているわけではないので。
足首の関節もきちんとしていますし、基本的には脛骨に体重がかかるので問題ありません。
スケートボードもできます」
Q5. 湯船に浸かるのは?
A . 「大丈夫です」
Q6. 階段は?
A . 「大丈夫です」
とのことでした。
(ヨガはもうしているけど、足に体重がかかるようなことは控えています。)
ちなみに体重は、ほぼ全て脛骨にかかるとのこと。
荷重に関して、腓骨はほとんどおまけみたいなものとのことでした。
今日から足首だけの簡易的な装具(エバーステップ)になります。
両方とも同じ靴が履けます。
でも、急に歩くのは怖いので、この日の病院の帰りは、PTB装具をつけて帰りました。
骨折から80日。初、湯船に浸かりました。
お風呂の段差も「杖を本当は使わなくていいんだな」と思いつつ、念のため松葉杖を使います。
湯船にはラベンダーの蒸留水を入れて。嬉しくて、感動があります!
ラベンダーの蒸留水は体が温まりますよ。
お風呂上がりは足がジンジンしました。赤くなってかゆい。
血流が良くなって行くのだろうか。楽しみです。
PTB装具からエバーステップへ
全荷重の許可が出たら、PTB装具はもういらない、とのことなので、
これからはエバーステップ(足関節サポーター6)を装着。
こんな感じです。
エバーステップで歩行
PTB装具に比べると軽くて、断然楽に歩けます。全くの別物。
踵が右左同じ高さなので、リズム良く歩けます。
そして、骨折後初めて左右同じ靴を履けました。嬉しいです。
PTB装具は重くて固定的でしたが、エバーステップは軽くて動きがあります。
ほぼサポーター感覚なので、歩く感触が一気に変わって「歩き始めているんだ」と実感します。
ただ、まだ慣れていません。筋肉もないせいだと思うのですが。
階段の登り降り
意外にスイスイいけます。
骨折していない方の足から登って → 骨折している方の足から降りる
という手順は変わりありません。
リハビリのおかげで、思っていたよりも楽に階段の昇り降りができました。
あとは練習して筋力をつけて、慣れていくことが大事かな。
足首にサポーター(エバーステップ)を装着した時から気をつけておけばよかったこと
全荷重許可が出てからのリハビリ
平行棒内で足踏み
全荷重になってからの初めての練習です。
片足にゆっくり体重をかけていきます。
手は手すりに触れている程度。
軽くスネの部分に違和感?痛み?のようなものを若干感じますが、足の痛みはほとんどないです。
リハビリのセラピストの説明
「骨折部が痛いという人もいるけど、理論上骨折部が痛むことはないです。
もし痛みを感じるとすれば、周りの組織の刺激によって感じる」
骨自体には痛覚を感じる受容器がないので。
いざ全荷重をしてみると、足はスカスカした感じ。
自分の足ではないような感覚で、思うようにコントロールできません。
筋肉で支えている、という感触はほとんどありません。
平行棒内を歩く
左右の足に差を感じますが、思っていたよりも歩けました!
歩き方をみていた担当のセラピストから「足首を使えていない」と指摘されたので、足首を使うように意識してみます。
骨折した方の足は、つま先が少し外側を向いています。
左右差あり、不恰好ではありますが、想像していたよりは楽に歩けました。
杖を使わずに歩く
全荷重初日にチャレンジが続きます。
最初の数歩…めちゃくちゃ怖い。
でも、ふらつかない。
違和感はあるものの意外に歩けました。
「あれ?こんなもの?」という感じで自分でも拍子抜け。
よちよち歩きで、力強さは感じませんが、トータル20mくらいでしょうか。
結構スムーズに歩いたような印象です。
リハビリの先生からのアドバイス
「全荷重が始まれば、筋肉がついてくるし循環動態も変化していくので、
最初むくみが出るかもしれない。でも、すぐに引いていきます」とのこと。
体は急な変化の時にいろいろなことが起こり得ます。
むくみが出たとしても仕方ないですね。
「自宅内では杖を使わないで歩いてもいい」とのこと。
怖ければ伝い歩き。
外に出るときはまだ、一応松葉杖を使うことになりました。
冬なので滑る可能性もあるし、まだ慣れていないので。
超音波治療が終了になる
今日から超音波をしなくてもいいとのこと。
全荷重の許可が出たら、超音波治療は終了になりました。
松葉杖、PTB装具を使わない生活が始まる
骨折から84日目。
◉自宅内は松葉杖を使わないで歩く生活
全荷重許可が出てからの生活で、一番変化するのは松葉杖を自宅で使わなくてもいいということ。
松葉杖から解放されます。
そして、生活自体が訓練になっているように感じます。
自宅内の歩行は、痛くはないんですけど、固い重苦しい感じがスネにあります。
スタスタ歩くのはまだ難しいです。
◉外を歩くときは片松葉
外を歩くのもだいぶ楽になりました。
ゆっくりですが、片松葉(松葉杖1本)でも歩けます。
片松葉でも左右のバランスが悪くならずに歩けます。
◉階段昇降
階段も一段ずつだけど安定して楽に昇り降りできます。
片松葉で行えています。階段の上り下りもすごく簡単になります。
荷重訓練後は急に足の筋肉が太くなった
全荷重を始めて3日目。
急激にふくらはぎの筋肉がついてきました。
特に筋力訓練を多く行っているわけではないのですが。
”筋力がついた” というよりも ”眠っていた筋肉が起きた”
と表現する方が近いかもしれません。
血流も良くなってきているのか、足の色の左右差がなくなってきました。
立っていると紫色になって、うっ血していたのが、なくなりました。
血流、寒気に筋肉の働きの大事さを実感します。
全荷重から4日目で歩く感覚が大きく変わり、歩くのは少しずつスムーズになっています。
ふくらはぎは右と左、変わらないくらいに太くなってきました。
感覚的には、まだ左右差はありますが、見た目の太さは同じくらいになってきました。
全荷重が始まってからの変化
脛骨腓骨骨折をしてから、3ヶ月ほど経ちます。
全荷重許可が出てから、急激に足の状態が変わり始め
主な変化としては、
・ふくらはぎが急に太くなった
・冷えにくくなる
・生活が楽になる
松葉杖、PTB装具を着用しなくても良くなるので、生活が本当に楽になります。
全荷重まで頑張れれば、日常生活の苦労はある程度解消されます。
焦らず無理せず、出来ることを取り組みましょう!