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脛骨腓骨骨折体験談23【スポーツ復帰】抜釘手術前にスノーボードはできるか?

脛骨腓骨骨折後のスポーツ復帰【スノーボード】

脛骨腓骨骨折から14ヶ月が経過し、抜釘手術のために入院するのが2週間後になりました。
今現在、どこまでスポーツが可能なのか?をご報告します。

特に骨折した足にプレートが入った状態でスノーボードができるか?についてなので、興味のある方だけでも参考にしてみてください。

プレートが入ったままスノーボードをしてみた

昨シーズン一度もスノーボードに行けなかったので、念願のスノーボードに行ってみました。(プレートが入ったまま滑れるのか実験してみたかった気持ちもあります)

どれだけ運動できるようになっているのかを比較するには、今までしていたスポーツをすることが一番わかりやすいかと思って、僕にとってはスノーボードでした。
1番の回復の目安かもしれません。

まずは足を加工

テーピング、キネシオテープを使って、足を加工。傷口の保護とブーツを履いた時にプレートへの干渉を減らします。
いろいろと試行錯誤しました。

①傷口をつまんで寄せてテーピングで止めた
内くるぶしは出っ張りがあるので、寄せた方が安心。
皮膚が弱い人はテーピングを直接ではなくて、アトレスケアなど瘢痕用のテープの上に貼ると良いです。

②摩擦ではがれないようにキネシオロジーテープで補強
キネシオロジーテープは伸縮性があって、動きを制限しない。

③アンダーラップテープを巻いた。
どこかが厚くなるとブーツの締め付けと合わなくなるかと思って、均一になるように調整しました。
クッション、保温、ブーツとのフィット感を得る役割。

④ソックスを履く時めくれないように、主要な部分をキネシオロジーテープでおさえた。

巻いてみて思ったことは、安定感と可動性を意外と両立できたということ。
締め付けられている感じもなくて、気に入りました。

ブーツ

さて『ブーツは入るのか?』
ディーラックスのブーツは熱成形です。サイズもゆとりがないくらいギリギリなのが好きだったので、プレートが入っている今の足では履けませんでした。

ディーラックスの前に使っていたバートンブーツを引っ張り出して履くことに。

熱成形ではないブーツならなんとか履けます。

最初はプレートの当たる感覚が強くて、『滑れないかも?』と思ったのですが、時間が経つとなんとなく足に馴染んできました。(最近のブーツのインナー機能はすごいです)

また、以前はバネインソールがしっくりときていたのですが、骨折後足のアーチの形が変わったようです。
スーパーフィートのインソールがしっくりと来るようになっています。
スケートボードの時もスーパーフィートのインソールが良くなっていて、踵を固定する安定感がしっくりときています。(自分の足には)

骨折前と足に合うインソールが違うので、機能だけでなくて、自分の足の形状に合っているかどうかも大切なことを実感!

機能性タイツ

登山用に買った機能性タイツも履いてみました。
歩いている時から足の安定感があって、いい感じ。

ワコールのCW-X。
いろいろ比べてはいませんが、登山でもスノーボードでも下半身の安定感を感じます。
評判もいいのでオススメです。

滑ってみた

いざ、ゲレンデを滑ってみました。1年ぶり。
最初は『足に力が入らない』+『痛み』で全然滑れません。無理そうでがっかりしました。
ゴンドラで山頂に行ってしまったので、滑り終わるまでだいぶ距離があります。
なんとか無理やりターンをするしかない。

ところが滑り始めて5分くらいで、どんどん楽しくなり、痛みも感じなくなってきました。
全然問題なく滑れます!
以前よりも丁寧に滑ることになっていますが、それはそれでいい感じ。
そして、骨折後に柔軟性が増したこと、特に背骨が気持ちよく起こせているので、バランスが取りやすくなっています。

気持ちの問題なのか、動きに慣れてきたのか?よくわからないけど、とにかく2時間くらい滑りました。
一度休憩をして、再び滑ろうとすると痛みがぶり返していました。不思議。

痛みが出るのは真っ直ぐ滑っている時ではありません。ターンをする時。
①回転するときにかかる負荷
②ボードを回すための横方向への力、捻れる方向への動き
痛みや力の入りにくさを感じました。
痛みのでない方向に身体を調整して丁寧に滑ることが必要ですが、それはそれで綺麗にターンができます。滑り方が変わりそう。
普段の生活ではかからない独特の負荷なので、少しずつ練習する必要がありそうです。

1年ぶり、プレートが入った状態を考えると、初めにしては上出来ではないでしょうか?

たまたま3本板を変えて滑ることになったのですが、重い板は足に負担を感じました。しばらくは楽な取り回しの良い板の方が滑りやすそうです。

ちなみに今回は
Gentemstick TT160
Gentemstick マンタレイ
BURTON フィッシュ
です。

TT160は初めて滑りましたが、すごくきれいにキレます。うまく乗れば軽くて気持ちがいい。
マンタレイは足首だけでもスイスイ進んで軽かったです。
骨折前まで乗っていたフィッシュはこの中で一番重たく感じました。ちょっとパワーがいる感じ。、、、参考までに。

結果
・プレートが入った状態でもスノーボードは可能だった。
・ブーツは選ぶ必要がある。
・自分の足の状態に合ったインソールは役立つ
・機能性タイツは下半身が安定する
・板は軽い方が最初は良さそう。

 

気をつけたこと

どれくらいスノーボードを滑れるかがわからなかったので、一応気をつけたことがあります。

①朝イチで行く

朝イチの荒れていない斜面を滑るために朝早く行きました。
ガタガタしていたり、思わぬ方向に板を取られたりすることを避けるため。
実際に正解だったと思います。

綺麗な斜面はストレスも少なくて、痛みや動きを自分でコントロールしながら滑ることができました。

②防寒する

骨折後は身体が冷えやすくなります。
特に『プレートから冷える』ということを聞きました。
なので、防寒は念入りに。

上半身
インナー、ミドルレイヤー、薄いダウン、アウター
下半身
機能性タイツ、フリース、アウター
その他
フェイスマスク、ビニー、ゴーグル、手袋はヘストラ

運動すると暑くなりすぎるか?とも思いましたが、下半身は冷えていました。
足はもう少し保温しても良かった。

工夫して良かったこと

①骨折した方の足の加工
②インソール
足の形に合ったもの、インソールの機能性、両方が大事だと思いました。
③機能性タイツ
下半身の安定感がありました。骨折するしないに関わらず機能的かもしれません。冷えやすい人は保温性のある機能性タイツが良さそうです。
④滑る時間帯
ゲレンデのコンディションが綺麗な方が負担が少ないです。
⑤混んでいるか?
朝イチは人も少なくて気を使わなくて良かったので、最初は混んでいないスキー場がいいと思います。急斜面も厳しい。

ランニング

14ヶ月経つと以前よりは痛みがなく走れるようになっています。
自分の場合は後脛骨筋のトレーニングをしてから劇的に痛みが軽減しました。
トレーニング方法もきちんと考えて実践する方がいいことを実感できました。

運動は単調な方法になりがちですが、負荷のかけ方、大きさ、かける方向を少しずつ変えながら実践するのも効果的です。
工夫しながらいろいろな方法を試してみるといいです。

まとめ

とても自分ごとの出来事ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

スポーツ復帰は最初は怖さもあります。少しずつ身体を慣らして、弱い負荷から始められるように工夫するとスムーズに始められるかもしれません。
そして事前の準備も念入りに!

プレートが入っていてもスポーツはできました。
不安もありましたが、できて嬉しいです。
無理せず楽しみましょう。

次はプレート抜去の手術がありますので、一度骨の強度が落ちることになります。
その後、再びスポーツ復帰に向けて取り組んでいきたいと思います。