足を骨折して、手術することになりました。
僕の手術方法を報告します。
スネの骨(脛骨と腓骨)両方折れてしまったのですが、
・脛骨だけプレートで固定
・腓骨は自然に修復するのを待つ
ということになりました。
レントゲンを見る限り細い骨もずれているので心配でした。
でも、脛骨が元の位置で固定されると、腓骨は自然に元の位置に戻ってくっつくようです。
不安な人もいると思いますが、大丈夫みたいです。
脛骨だけ手術をして、腓骨はそのまま自然にくっつくらしい
今回は脛骨腓骨骨折で、スネにある2本の骨が両方折れてしまいました。
こんな感じでバラバラ。
牽引してこのまま自然回復を待つのは時間がかかりすぎて現実的ではない。手術をする方がいいでしょう。
そのまま安静にして治療していくことは、この骨折の場合は難しいとのこと。
自然回復をするなら骨がくっつくまで牽引していなくてはいけなくて、動けないまま2〜3ヶ月かかるので、現実的ではない。
プレートで固定するか、髄内釘固定にするか考えます。
おそらくプレート固定になるかな?
プレートで外側から固定するか、骨の中に釘を入れて固定するか?という選択だったようです。
さらに、
腓骨はそのままくっつくんですね。メリットもあります。
『必要以上に手術箇所を増やす必要はない』
ということ。
まっすぐにくっついてくれるのか心配。
結果として、しっかりくっついてくれたのでご安心を!
脛骨プレート固定術後
プレートで固定した手術後の写真です。
プレートはきれいに脛骨の形に沿っています。腓骨もレントゲンで見るといい位置に戻っているようです。
そして思っていたよりもビスが多くてびっくり。
リアルな画像はこんな感じ。
すごくゴツいです。腓骨もいい感じ。
プレートのビスは抜けないのか?
昔は「ビスが抜けてきて再手術」なんていうこともあったと聞きますが、今はビスが抜けないようにプレートの器具が進化しているそうです。
よほどのことがない限り大丈夫と聞きました。
転んだり、無理な負荷をかけて外れてしまわない限り、心配はないんじゃないかな。
手術後
手術後しばらくは足をつけない生活が続きます。
脛骨腓骨骨折プレート固定術をするとおおよその目安の期間は以下になります。
(骨折箇所によって安静期間や固定期間は違いますが、今回の足の手術の場合ということで参考までに)
○荷重訓練は6週間後から開始(最初は1/3荷重から)
↓
○全荷重が3ヶ月後
↓
○プレートを抜くのは1年後
しばらくプレートは入ったままの生活になります。
最初はぐらつく感じがした シーネで固定する
手術後麻酔がきれると、すごく痛みがあります。
手術をする前よりも激しい痛み。
そして、足がグラグラしている感覚がありました。
プレートで固定されたとはいえ、やっぱり不安定ではありますよね。
手術後は『シーネ』という昔でいう『添え木』を当てて固定します。
足裏とスネの後ろだけシーネを当てて、弾性包帯を巻いて固定。
シーネがないとグラグラしている感じがあるので、すごく不安。
しばらくは寝るときも外せません。
布団すら重く感じる
この不安定なぐらつき感。薄いタオルケットすら足にかかるとすごく重く感じます。
シーネは90度で固定されているので、布団の圧をうけると足が外側に倒される感じ。
どちらにしても、布団の重さが直接かからないように工夫するのが無難です。
術後の痛みはあるけど、
脛骨はプレートでしっかり固定。
腓骨は自然回復。
でも腓骨自体にそれほど強い痛みを感じるわけでもなく、写真で見る限りきちんとした位置に収まりそうです。
脛骨と腓骨両方の骨折。脛骨だけの固定手術でも心配は入りません。
回復を促進するため、淡々と自分でできるリハビリをするのみ!
時期によって決められたリハビリの段階があるので、それを守っていれば良さそうです。
転倒や大きな負荷がかかるようなことには最初要注意ですね。
骨折だけに限らないですが、自然に回復する力はみんなが持っているモノだけれど、それをフル活用できるように自分のケアをすることが必要ですね。