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手術の傷跡を目立たなくするためのテープはどれがいいのか? 【アトレスケアとマイクロポアを比較してみた】

手術の傷跡にはどのテープがいいのか?

傷跡をきれいにする理由は
傷跡の見ためを綺麗にする
筋膜の癒着による運動制限を少なくする
この2つです。

すごく大事な気がしませんか?

 

手術をすると大きくても小さくても傷跡ができます。
最初は手術の傷口が開かないように糸で縫合しますが、おそらく1週間から2週間程度で抜糸をすることになります。

でも、傷はその後も修復する時期が続きます。一般的には2ヶ月から3ヶ月は傷跡の癒合は続いているので、いろいろと変化するデリケートな時期です。
抜糸をした後、傷が安定するまでは自分でケアをすることになりますが、その時期に活用したいアイテムが傷跡用のテープです。

今回は『アトレスケア』と『マイクロポア』の比較をしてみました。
用途は同じですが、全く違う使い心地なので、どちらがいいのか?
検証します。

アトレスケア

アトレスケアの特徴

●傷跡に向かって寄せる力を加えることができる
これがマイクロポア(サージカルテープ)にはない機能です。
アトレスケアは中央に向かって収縮する力があるので、傷跡に向かって皮膚を寄せてくれる特徴があります。
テープに縮む力があり、広がろうとする皮膚を寄せてくれるので、傷跡の幅が広がるのを防いでくれます。

●薄くて自然な貼り心地
貼っていることを忘れてしまうくらい心地がいいです。
フィルムはわずか7ミクロンという薄さ。髪の毛と比べても1/20の薄さだそうです。薄くて、しなやかなフィルムが肌に馴染みます。
収縮する構造は中央部分だけなので、周辺部は柔らかくフィットしてツッパリ感がありません。
運動をしても全く気にならず、貼っていることは忘れてしまいます。


●蒸れない
フィルムの素材は水蒸気の透過性が非常に高くて、汗の蒸発を妨げません。
数日貼り続けても蒸れによって不快になることはありません。
快適さがずっと続きます。


●フィルムは透明で目立たない

透明のフィルムで貼っているのが目立ちません。多少の光沢くらいです。
腕や足なら気づかれないで過ごせるのではないでしょうか?

 

マイクロポア(サージカルテープ)

マイクロポア(サージカルテープ)の特徴

●使いやすい
柔らかくて手でも切れるので、使いやすいのが特徴です。
簡単に貼ることができます。

●通気性に優れて肌にやさしい
アトレスケア同様蒸れることはありません。
伸縮性があるわけではありませんが、テープに弾力があり肌によく馴染みます。運動しても気になりません。

●目立ちにくい

肌の色に近いですが、肌色より少し茶色気味です。色黒の人なら目立たないと思いますが、色白の人なら目立つかもしれません。
テープ自体に色がついているので、貼る人を選ぶかもしれません。

●値段が安い
マイクロポアサージカルテープを始め、不織布テープは値段が安いです。
どんどん使える気軽さがあります。

●アレルギーテスト済みで安心
病院用と同じ品質のテープとのことで、安心して使えます。

●テープに弾力がある
アトレスケアに比べると、テープ自体にちょっとした厚さと弾力があるので、外部刺激に対しては強い印象です。
安心感があります。

『アトレスケア』と『マイクロポア』の比較

2つの特徴の違う傷跡用テープ。それぞれの特徴を比較して、どのように使うことが有効なのかを検討してみました。

貼りやすさ

貼り方は違うがどちらも貼りやすい。
貼る手間はどちらも変わらない。
強いていうならアトレスケアの方が薄いので、貼り方には気を使う。
マイクロポアはきれいな傷跡であればあまり気を使わずに貼れる。でも傷跡によっては皮膚を寄せる手間が必要なことがあるかもしれないので、どちらも一長一短。

効果

アトレスケアの方が傷跡に向かって皮膚を寄せる力があるので、傷をきれいにするためには効果的!

マイクロポアは皮膚を寄せて貼ることで固定はできるけど、寄せるための力はない。貼り方が大事。

運動のしやすさ

運動して汗をかいてもどちらも蒸れることはない。
アトレスケアの方が貼っている感じがなくてストレスはないけど、衣服のスレなどで剥がれやすいかもしれない。
マイクロポアもつっぱる感じはそれほどなくて運動を妨げることはない。日常生活よりも激しい運動をするならマイクロポアの方が剥がれる心配はなさそう。

取れやすさ

アトレスケアの方が剥がれやすい。
でも日常の普通の生活では、よほど衣服で擦れたりしない限りどんどん剥がれてくることはない。
剥がれやすさは取りやすさになる。取り替えるときにスッと取れるので、皮膚への負担は少ない。

マイクロポアの方が粘着力があるので取れにくい。
取り替えるために剥がすときに少し気を使う。

コスト

マイクロポアの方が断然コストは低い。
でも期間限定なので、アトレスケアが有効な面もあって、金額以上の価値はあるかも。

肌への負担

どちらも肌に負担を感じることはなかった。
取り替えるときに粘着力の差で、マイクロポアは気を使う。傷跡がしっかりと着いていればいいけど、、。
アトレスケアは取り替えるのがスムーズ。

外部刺激への強さ

粘着力、テープの弾力、厚さから、外部刺激に対してはマイクロポアの方が強い。
アトレスケアは良くも悪くも薄い。剥がれてくることはそんなにないけど、外部刺激に対してはマイクロポアの方が安心感がある。

傷跡用テープをどのように使うか検証

どちらにしても抜糸をしたすぐ後から、傷跡用テープは使用した方がいいと思います。
自分の経験を踏まえて、テープの特徴を元に検証し、オススメの使い方を考えてみました。

抜糸後すぐは『アトレスケア』

抜糸後は一番気をつけたいのは外部刺激です。靴下や衣服のゴム、サポーターや装具の外部刺激は気をつけましょう。
それは絶対条件として、抜糸後は傷跡が皮膚の張力でまだ広がりやすいはずです。
しばらくは外部刺激をきちんと気をつけることと共に『アトレスケアの寄せる力』で皮膚の広がりを予防しながら、常に寄せる力を利用していたいと思います。
取り替えるときの肌へのストレスもアトレスケアの方がやさしいので、それもメリット。

1ヶ月から2ヶ月くらいで『マイクロポア』へ変更

1ヶ月から2ヶ月くらいするとアトレスケアを使い切るかもしれません。
その頃には少し傷跡も落ち着いてきていると思います。
あとは固定でいい時期になるかと思います。
手術後の回復もどんどん進んで運動の強度も上がってきているかもしれません。
そうなると、粘着力があり、気軽に貼れて、外部刺激に対しても強そうなマイクロポアがいいかと思います。

1、抜糸後すぐはアトレスケアで、外部刺激を避けながら過ごす。
2、傷跡がさらに安定し、運動もできてきたらマイクロポアに変更。

必ずではありませんが、1年くらいのスパンで2回手術をした経験からなので参考にしてみてください。

特に装具などを装着するときは伸縮性のないマイクロポアの方が傷を保護してくれる効果があると思います。

抜糸を必要としない溶ける糸での縫合では

ちなみに、抜糸を必要としない溶ける糸での縫合の方が傷跡はきれいです。
手術後、シリコンテープが皮膚に貼ってあります。自然に剥がれるまでそのまま貼っていていいはずです。
3週間くらいで自然に剥がれてからは、アトレスケアを1週間ほど貼りました。
傷跡がすごくきれいだったので、マイクロポアにすぐに変更。
その後の経過も良いです。
外部刺激がないようには注意していました。

 

まとめ

どちらのテープもとても有効!
傷跡のケアをしっかりとすることは本当に大切なこと。
どのような方法でもいいので、手術をした方は是非実践してください。