手術の傷跡をキレイにしたい②【傷跡ケア専用テープを比較してみた】

傷跡ケア専用テープをおすすめする理由

①  傷跡の見た目をキレイにする  
②  筋膜の癒着による運動制限を少なくする 

この2つです。

 

手術をすると大きくても小さくても傷跡ができます。

最初は手術の傷口が開かないように糸で縫合しますが、おそらく1週間から2週間程度で抜糸することになります。

でも、傷は抜糸後も修復する時期が続きます。
一般的には2ヶ月から3ヶ月は傷跡の癒合は続いているので、いろいろと変化するデリケートな時期です。

僕は骨折で手術をしましたが、骨がくっついたから安心。ではなく、見落としがちな点が「傷跡」なんです。

 

 

抜糸をした後、皮膚はくっついていますが、組織はまだまだ回復する段階です。
傷が安定するまでは自分でケアすることをおすすめします。

皮膚、筋膜には弾性があって、常に引っ張る力が働いています。
傷口も開く方向に力がかかります。

傷が開くと傷跡が目立つようになったり、ケロイド(肥厚性瘢痕)になる可能性があるため、それを防ぐために活用したいアイテムが傷跡ケア専用テープです。傷跡を保護します。

傷跡ケア専用テープの「アトレスケア」と「マイクロポア」を比較をしてみました。
用途は同じですが、全く違う使い心地なので、どちらがいいのか検証。
おすすめの使い方もご紹介します。

 

アトレスケアの特徴

●傷跡に向かって寄せる力がある
アトレスケアは中央に向かって収縮する力があるので、皮膚を寄せる特徴があります。傷跡の幅が広がるのを防いでくれます。
マイクロポア(サージカルテープ)にはない機能です。

 

●貼っていることを忘れてしまうくらい薄い
かなり薄いです。
中央部分だけ収縮する構造になっているので、周辺部分は柔らかくツッパリ感がありません。
運動をしても全く気にならず、貼っていることを忘れてしまいます。

 


●蒸れない
日貼り続けても蒸れて不快になることはありません。
汗の蒸発を妨げず快適さがずっと続きます。

 


●透明で目立たない

写真は腕です。

透明のフィルムが目立ちません。多少の光沢くらいです。
腕や足なら気づかれないで過ごせるのではないでしょうか?

マイクロポア(サージカルテープ)の特徴

●使いやすい
柔らかくて手で切れて、簡単に貼ることができます。

 

●通気性に優れて肌にやさしい
アトレスケア同様蒸れることはありません。
伸縮性はありませんが、テープに弾力があり肌に馴染みます。運動しても気になりません。

 

●肌に近い色で目立ちにくい

写真は腕です。
肌の色に近いですが、肌色より少し茶色っぽいです。色黒の人なら目立たないかと思いますが、色白の人なら目立つかもしれません。写真の腕は色白の方かと思います。

 

●値段が安い
マイクロポアサージカルテープを始め、不織布テープは値段が安いです。
どんどん使える気軽さがあります。

 

●アレルギーテスト済みで安心
病院用と同じ品質のテープとのことで、安心して使えます。

 

●弾力がある
アトレスケアに比べると、テープ自体にちょっとした厚さと弾力があるので、外部刺激には強い印象です。
安心感があります。

 

「アトレスケア」と「マイクロポア」を比較

それぞれ特徴の違う傷跡用テープ。
比較してどのように使うことが有効なのかを検討してみました。


● 抜糸後すぐはアトレスケア
アトレスケアの方が傷跡に向かって皮膚を寄せる力があるので、傷をキレイにするためには効果的!

マイクロポアは皮膚を寄せて貼れば固定はできるけど、寄せるためのはない。貼り方が大事。

 

● 日常生活よりも激しい運動をするならマイクロポアの方が剥がれる心配はなさそう
アトレスケアの方が衣服のスレなどで剥がれやすいかも。
運動して汗をかいてもどちらも蒸れることはない。

 

● 外部刺激からの強さはマイクロポア
テープの弾力、厚さ、粘着力があることから、外部刺激に対してはマイクロポアの方が強く安心感がある。

 

傷跡用テープをどのように使うか【おすすめの使い方】

抜糸をした後すぐ、傷跡用テープは使用した方がいいと思います。
僕の経験を踏まえて、テープの特徴を元に検証し、オススメの使い方を考えてみました。

 

①  抜糸後すぐは「アトレスケア」

先ほども書きましたが、抜糸後は傷跡がまだ広がりやすいはずです。

しばらくは外部刺激を気をつけることと共に「アトレスケアの寄せる力」で皮膚の広がりを常に予防したいと思います。

取り替えるときの肌へのストレスもアトレスケアの方がやさしいので、それもメリット。

 

②  1ヶ月〜2ヶ月くらいで「マイクロポア」に変更

1ヶ月〜2ヶ月くらいするとアトレスケアを使い切るかもしれません。
その頃には少し傷跡も落ち着いてきていると思います。

あとは固定でいい時期になるかと思います。

手術後の回復もどんどん進んで運動の強度も上がってきているかもしれません。
そうなると、粘着力があり、外部刺激に対しても強そうなマイクロポアがいいかと思います。

 

1.  抜糸後すぐはアトレスケアで、外部刺激と皮膚の広がりを防ぐ。

2.  傷跡が安定し運動もできるようになってきたら、弾力や厚さのあるマイクロポアに変更。

 

必ずではありませんが、1年くらいのスパンで2回手術をした経験からなので参考にしてみてください。

特に装具などを装着するときは、伸縮性のないマイクロポアの方が傷を保護してくれる効果があると思います。

 

抜糸を必要としない溶ける糸での縫合では

ちなみに、抜糸を必要としない溶ける糸での縫合の方が傷跡はきれいです。
手術後、シリコンテープが皮膚に貼ってあります。自然に剥がれるまでそのまま貼っていていいはずです。
3週間くらいで自然に剥がれてからは、アトレスケアを1週間ほど貼りました。
傷跡がすごくきれいだったので、マイクロポアにすぐに変更。
その後の経過も良いです。
外部刺激がないようには注意していました。

 

 

まとめ

どちらのテープもとても有効!
傷跡のケアをしっかりとすることは本当に大切なことです。
どのような方法でもいいので、手術をした方は是非実践してみてください。