骨の強い方にお話を聞きました。
その方は、なんと骨密度が200%くらいあります。
200パーセントです!なぜなのか?!
とても興味深いと思いませんか?
僕は足を骨折したことがあるのでとても気になります。
骨折してから骨について調べました。
骨は体を支えたり血液を作る大事な器官です。
骨を強くする方法は食事、運動、睡眠などいろいろあります。
「その中で優先順位ってあるのかな?」ふとした疑問がありました。
骨密度200%の方にお話を聞いた
年齢は70歳くらい。見た目はガッシリとして体格がいいです。
「お肉はあまり好きじゃない。食べない」と
以前言っていました。
ベジタリアンにもマッチョな人はいるし
「筋力向上にお肉ってそんなに必要ないのかな?」と感じていたんです。
僕が骨折してリハビリをしていた時、セラピストからは「筋肉をつけるには鶏肉を食べたらいい」と聞いていたのですが、それとは矛盾しています。
骨密度200%の方に「お味噌汁ともやしで骨って強くなるの?」と聞かれました。
…………お味噌汁と もやし…
一般的にはそうは思えないですよね。
お肉は昔から苦手で、今もほとんど食べないそうです。
若い頃からお酒は毎日のように飲んでいたそう。
お話を聞いてると、なぜその方がそんなにも骨が強いのかわかりました。
その方のしていたことは、運動です。しかも強度のある運動。
お仕事は体を使うこと。重いものを持つお仕事をしていた。しかも他の人よりも重い物を運んでいたそうです。また、子供の頃から外で遊んだり、畑仕事を手伝ったりもしていたとのこと。
骨を強くするために一番必要なことは【運動】
以前骨折を早く治す方法という記事で、骨を強くすることを挙げました。
・適切な運動 ・栄養
・睡眠 ・入浴
・日光にあたる
・サプリメント
・自律神経(リラックスすること)
この中で優先順位をつけるとしたら
1位:運動(だんとつの1位)
元々の体質にもよるかもしれませんが、明らかに運動はだんとつの1位。これは疑いようもありません。栄養も大事なのですが、明らかに栄養だけに気をつけている人よりも、運動習慣のある人の方が骨は強いです。
運動をサポートするもの
● 睡眠
米国陸軍省環境医学研究所での傷の修復を調べた実験では「栄養よりも睡眠の方が重要」という結果が出たそうです。
最近は「睡眠は時間よりも質が重要」ということも言われています。
日中運動すると夜の睡眠の質も上がりやすい。
● 自律神経
骨を作る細胞は、自律神経が安定しているとよく働きます。
運動すると交感神経が優位になってきます。その後の休息で副交感神経が優位に。気持ちが安定して自律神経が整いやすくなります。
● 日光に当たる
カルシウムを骨に沈着させるビタミンD。食事から摂取するだけでなく、日光(紫外線)に当たることで皮膚でも生成することができる特殊な栄養素です。
不足すると、骨に関わる病気にかかる可能性が高まるとされてて、最近は子供のくる病などが増えていると言われます。単純に、家の中にいるよりも外で動いている方が骨が強くなりそうですよね。
こう考えると今回ご紹介した骨密度200パーセント「骨が強い人」は、この要件をすべて満たしていたようです!
栄養はどれくらい大事?
栄養はそれほど大事ではないのか?って思われるかもしれません。
そんなことはありません。特に体を構成するタンパク質やコラーゲンは効率よく摂りたいところです。
ただ、栄養に関してはいろいろなことが言われています。
栄養は大事ですが、人それぞれ考え方や体質に合った栄養の摂り方に違いがありそうです。
自分にとって必要で適切な食事を見つけること、自分のスタイルが大事なのではないでしょうか?
ただ、骨を構成しているのは、コラーゲン+カルシウムやリンなどの無機塩なので、運動に+αとして栄養も!
僕は骨折の回復にサプリメントを使っていました。そして今はソイプロテインを摂っています。
まとめ
骨を強くするなら、絶対的に運動が一番大事!
・運動 ・睡眠 ・自律神経
・日光に当たることでビタミンDが体内で作られる
これは全て自分自身に備わっている能力。
まずは自分の能力をフル活用することは大事なことなんだなーと感じます。
栄養が大事じゃないよ!みたいな書き方になってしまったかもしれませんが、運動がすごく大事だということを強調していると思ってください。
運動して、よく寝て、お日さまを浴びて、骨を強くしていきましょう。
今回はいろいろな人を見てきた経験から、運動がどれくらい大事なのか。実感していることをお伝えさせていただきました。
適切な運動を生活に取り入れることをお勧めします。