しなやかでバランスの良い体になりたいなら「遅筋線維」をトレーニング

  • 2020年7月7日
  • 2020年7月7日
  • 筋肉

筋肉は大きく分けると「遅筋線維」と「速筋線維」があります。

1つの筋肉の中に、この2つの線維が混ざり合っています。
この2つが連携して、私たちは歩いたりジャンプしたり運動しています。

同じ筋繊維ですが、それぞれ特徴も鍛え方も違います。

・体を支えるために働くのが得意 … 「遅筋線維」
重いものを持つ、早く動くのが得意 … 「速筋線維」

遅筋線維を鍛えるメリットは

・しなやかでバランスの良い体になる
・ダイエット効果(脂肪をエネルギーに利用できるようになる)
・マラソンなど長時間の運動で耐久力が上がる
・ケガをしにくくなる

このような効果を得たい方は遅筋線維をトレーニングするといいでしょう。

遅筋線維はどんな特徴の筋肉なのか?
実際にどんなトレーニングの仕方があるの?について書いていきたいと思います。

遅筋線維の特徴

姿勢を保つ、関節を支える、微妙なバランスを保つ時に働く筋肉です。
長時間活動できて、疲労しにくい
のが特徴。

座っているだけでも体を支えるために働いています。

いわゆるインナーマッスル(深層筋)は、主に遅筋線維の働きによって活動する筋肉です。
全筋肉量の70〜80%が遅筋線維と言われています。

遅筋線維は姿勢を保つ、関節を支えるなど、身体のベース(土台)を安定させます。

例えばフィギュアスケート。

浅田真央さんがリンクの上で滑ってるとき、どんなポーズをとっても姿勢が崩れずにバランスを保ってスーッとなめらかに滑っていますよね。
あの状態は、ほぼ遅筋線維で動いています。

遅筋線維がしっかりと働いているから、どんなポーズでも骨格(土台)を支えることができて、バランスを保持できています。

あれほどのバランスを日常生活に求めていないと思いますが、遅筋線維がしっかり働いていると、ヨガのポーズもとれますし、ケガもしにくいです。

 

この筋肉は「拘縮」「短縮」「硬化」「筋緊張亢進」する傾向にあります。

つまり、硬くなりやすいです。ストレスによっても影響を受けやすいといわれています。気がつかないうちに硬くなりやすい筋肉です。

硬くなると関節の動きを妨げたり、隙間が狭くなります。
運動のパフォーマンス、しなやかさが低下します。

 

鍛え方

トレーニングは時間をかけてじっくりと行うようなスタイルになります。

① 軽い負荷で回数を多くトレーニングする
② 時間をかけてゆっくり運動する
③ 求心性収縮をする
④ 微細な収縮運動
⑤ ストレッチ

これらの運動で効果的に鍛えることができます。速筋線維よりも鍛えるのが難しいです。

解剖学の知識があったほうが効果的に行えると思います。意識と集中力を持続するとより効果的になります。

 

遅筋の主なトレーニング方法

では具体的にはどんなトレーニング方法があるのか?

  • ウォーキング
  • ランニング
  • 太極拳
  • ヨガ

スポーツをする人にとっても、鍛える価値があります。(スポーツ選手もヨガを取り入れていますよね)

まとめ

姿勢を保持する、バランスをとるのが得意な遅筋線維。

遅筋線維は筋肥大はあまりしません。
インナーマッスルを柔軟に鍛えることができれば、しなやかでバランスの良い運動パフォーマンスを獲得できます。

筋肉の質の特徴を知ると、より効果的なトレー二ングができるようになるので、
遅筋線維と速筋線維、両方の運動を取り入れて、バランスよく体を整えていきたいところです。