「骨折したあと、なんとなく足に体重がかけにくい」
「歩き方や姿勢が少し変わったような気がする」
骨折や手術をして放置しておくと骨格が歪んでしまう可能性があります。
まっすぐな正しい位置を体が忘れてしまっているかもしれません。
今回は、足骨格のねじれを補正するインソール【スーパーフィート】をご紹介します。
特に手術後は必ずといっていいほど筋膜のバランスが変化します。
バランスが崩れたまま歩いていると、関節への負担、腰痛、肩こりなどにつながります。
インソールで「骨折や手術の前よりも体の調子がいい」と思える状態をめざしましょう。
骨折したら歩く練習は必須
骨折後は荷重訓練といって、足に体重をかける練習を必ずします。
荷重が骨の癒合を促進するからです。
そして、骨折が治った後も、『健康維持のため』『骨を強くするため』に歩く練習は1番効果的で、最も実践しやすいな練習になります。
歩くことは必須です。
正しい歩き方をするために足元を見直す【靴】
1番効果的な歩く練習。
でも、気をつけたいのが骨格の歪みです。
正しい姿勢で歩けているか!
元々O脚ぎみ、内股ぎみ、靴の外側ばかりが減ってしまう。
骨折後になんとなくバランスが変わってしまった。
歩く練習は大事ですが、骨格が歪んでいたら、歩くことで関節に負担がかかってしまいます。腰痛や膝の痛みになるかもしれません。
そこで考えたいのが、『歩きやすい靴を履く』ということです。
靴によって足への負担や歩きやすさは大きく違います。
まずは、ウォーキングシューズなど自分にとって歩きやすい靴を探すこと。
革靴などは練習には適していません。
骨格を補正するインソール
さらに骨格を補正する効果として知ってほしいのが『インソール』です。インソールは、変化した姿勢、崩れてしまったバランスを修正するための役割があります。
骨格を調整してくれる効果があるんです。
インソールは靴のサイズ調整やクッション性を向上させることが目的ではなく、骨格を補正し、身体を調整するためのアイテムです。
今はオーダーメイドでなくても、各メーカー骨格を補正するインソールはけっこう多くあります。
インソールの効果
インソールは靴の中に入れる中敷のことです。
インソールの期待できる効果
- 骨格、姿勢を整える
- 歩くとき関節や体の負担を少なくして、怪我や変形を予防する
- 運動のパフォーマンス向上
- 筋肉がバランスよく、効率よく働くようなる
足本来の機能を取り戻し、シューズのはき心地を改善します。
足の形が崩れていると、、
日本人の7割くらいの人が足の形(アーチの形状など)に、なんらかの問題があると言われています。
扁平足や外反母趾はすごく多いです。
足の形が崩れていると、体をしっかり支えることができません。
これはちょっと注意が必要です。
足の形は骨格に影響しています。
もともと足のアーチが崩れていると、崩れていること自体に気づいていないかも…。崩れていることが当たり前になりすぎて、、。
そのうえに骨折すると、
・骨折で安静にしていたことによる筋力低下
・わずかな姿勢やバランスの変化
・手術による筋膜の癒着や萎縮
が、加算されてしまいます。
足裏のトレーニングは難しい
足底の筋肉は小さくて、数もたくさんあります。バランスよく鍛えることはすごく難しいです。
足の形を整える訓練は知識と根気、コツがいります。
その点で、インソールはすごく手軽。
インソールが正しい足の動きをサポートしてくれるので、筋肉の働き方も歩いているだけで自然に整いやすくなります。
運動やウォーキングの時はもちろんですが、骨折後のリハビリとしても効果的です。
スーパーフィートの特徴
スーパーフィートは、足病医学に基づく理論をベースに、40件にものぼる特許を取得しています。
1 深くて頑丈なヒールカップ(特許取得)
かかとの脂肪層を包み込み足本来の衝撃吸収機能を最大限に引き出します。2 後足部サポート形状(特許取得)
スーパーフィートインソールは、かかと周り(後足部)を機能的にサポートし、足本来の動きを作り出します。アーチではなく、内くるぶしの下あたり(載距突起と呼ばれるかかとの骨の一部)にサポート感があることが大きな特徴です。3 足骨格のねじれ補正(特許取得)
高密度フォームで作られたトップシートと硬質スタビライザーが、足骨格の不要なねじれを補正し、安定した足の機能を導き出します。スーパーフィートインソールの持つ大きな特徴の一つです。”スーパーフィートHP引用”
足の本来の機能を発揮しやすいようにサポートしてくれるインソールです。
足や下半身の動きを作る起点となる関節がかかと周り(後足部)にあるため、かかとを整えるというコンセプト。
また、かかと周りを安定させて、かかとにある自分の脂肪を寄せてクッションの役割を作るそうです。
かかとをホールドする形状。
自分の脂肪をかかとの下に寄せてクッションを作ります。
解剖学的に回転運動の補正にいい理由
スパーフィートの特徴は、載距突起にサポートがあること。
載距突起はかかとの骨のでっぱりで、距骨を支えています。
ここは、足の親指を曲げる筋肉(走る時に蹴り出す筋肉)の通り道になっています。
さらに、さまざまな筋肉、靭帯、腱で支えられていて、バランスが崩れると歩き方や動き方に大きく影響するところなんです。
とても重要!
距踵関節は回転の動きの基軸にもなっています。
かかとと、距骨の間で、わずかですが回転運動が起こります。
ここが安定していると、回旋動作(ねじりの運動)が整いやすくなります。
使い心地
スーパーフィートの特徴はヒールカップがしっかりとしていることです。
(ヒールはプラスチックでがっしりと形を支える)
使い心地ははじめて使うと、矯正力を感じるかもしれません。
凹凸がとてもはっきりとしています。
かかとの下には硬いプレートが入っていて、クッション性はありません。
でも、いざ歩いてみると硬さを感じません。
もともとある自分の足の脂肪を集めてくれているためと思われます、、。
(ヒールはプラスチックでしっかりとしている)
3日くらい使うと履きなれて、はじめほどの凹凸は感じなくなります。
足の形もスッキリしてきました。
インソールの効果として気に入っているのが、靴のフィット感が向上することです。
靴と足が馴染んで一体となる感じがとても快適。
1度入れると放置できるところもいいです。
めんどうさがありません。
劣化するのかもしれませんが、壊れることがなくて、何年も使い続けられるのでコスト的にもパフォーマンスがいいです。
その後もスポーツや登山、ウォーキングをするとき、必ずインソールを入れています。
膝の痛みや腰痛などはなくて、快適に運動できています。
まとめ
骨折後、手術後は、どうしても骨格が歪んでしまう可能性があります。
足裏はたくさんの関節、筋肉がバランスをとって、微妙なコントロールで体を支えています。
すごく重要なのですが、同時に整えにくい場所でもあります。
歩くときに、骨格を整えることをサポートするインソール【スーパーフィート】
日常の運動効果が変わるのはとても便利です。
手軽だし、コストパフォーマンスにも優れています。
『骨折後の歪みをなるべく補正したい』
『骨折後運動復帰をして、そのときに関節の負担をかけたくない』
という方は参考にしてみてください。