骨折が完治した後も続けたいケア【傷跡とサプリメント】

骨折から1年半経過からでも始めたいケアの方法

僕は脛骨と腓骨(ふくらはぎにある骨)を骨折したことがあります。

骨折が完治したあともケアをした方がいい理由は、体のシステムによるものです。

 

今回は、具体的にどのようにケアする方法があるのか、いくつかご紹介します。

「無理なくできるかも?」「自分にはこれが必要かも?」と思ったら取り入れてみてください。

瘢痕の癒着に対してオイルマッサージ

骨折するとすぐに手術をする人が多いと思います。
そして金属で固定すると、抜釘手術もあるでしょう。

傷が安定するまでは、傷跡のテープなどで傷口を安静に保つことが大事です。
でも手術をして半年も過ぎれば、もうさすがに傷口も安定してくると思います。

その後、傷跡を触ってみて、瘢痕に硬さまたは癒着があるようならば、積極的にマッサージすることをオススメします(おそらくあると思います)

何もつけずにそのままマッサージをすることでもいいのですが、オイルをつけて滑りを良くしてマッサージすることが、よりオススメです。

オイル自体でも組織に潤いを与えて弾力が得られやすくなることもあるし、マッサージしやすいです!

オススメのオイルはアルガンオイルです。
オリーブエクストラバージンホホバオイルもいいと思います。

 

食事で補えないときはサプリメントを

身体を構成するための材料となるのは「タンパク質」

日本の現代の食事は「糖質」と「脂質」が多いと言われています。
食事は見直す必要があるかもしれません。

もしも、食事でタンパク質を摂ることが難しいようであれば、サプリメントも検討してみましょう。

今は種類がたくさんあります。

 

ファイバープロテイン

 

 

ソイプロテイン

全体的な健康を考えるなら、ソイプロテインがオススメ!
バランスよくて、イソフラボンも含まれています。
そして、ホエイプロテインよりも全般的に安いです。

健康も考えてオーガニックなもので実践してみるのもいいと思います。
おからパウダーは食事にも使えて便利。

 

筋トレとストレッチ

筋トレ、ストレッチなどの軽い運動は、筋肉の強化、骨の強化、靭帯への刺激のために続けた方が良いです。

特に安静期間が長かった、手術をしたという方は、筋肉の働きがなくなっている線維があるかもしれません。

骨折や怪我の後は低負荷で行うトレーニングを。
身体を支え、正しい位置に姿勢を保持してくれる【支持筋】のトレーニングをすること。

それはとても根気がいります。気長に続けることが必要です。

場合によっては、筋肉のことを勉強してみるのもいいかもしれません。
どこにどんな筋肉があるのかを知って動かすとイメージがつきやすいです。

 

1.   体を支える筋肉(インナーマッスル)をしっかりと整える

2.   パフォーマンスを上げるためのハードなトレーニング
(アウターマッスルを鍛える)

の順番でトレーニングすることを考えましょう。
いろいろなトレーニングで筋肉の質を良くしましょう。軽いランニングやウォーキングもオススメです。

 

ヨガ

全身のバランスを整える上で、ヨガは最適です。

ヨガの良いところは
・自分のペースでできるところ
・自分に適した負荷でできるところ
・全身の調整ができるところ

筋力訓練やストレッチで部分的にトレーニングすることはもちろん大事ですが、筋膜の調整や骨格のバランスを整えるには、全身をダイナミックに使う調整方法も必要です。

さまざまなポーズが、様々な角度からの負荷になって、骨を強化する効果もあります。

怪我や骨折後、一度崩れたバランスを整えるにはヨガはオススメです。

 

生活習慣

生活によっては、疲れ、疲労が溜まっていたり、栄養不足、運動不足だったり、体の機能が保ちにくいかもしれません。

よく寝て、栄養のあるものを食べて、ストレス解消をして、生活面から自分を大切にしましょう!

 

まとめ

骨折から1年半経てば、もう回復してケアをしていないかもしれません。

でも今後のためにもう少しケアを続けて欲しいです。

特に瘢痕の癒着は盲点になりがちです。

気長に根気よく続けてください。

スポーツでは、急激に意図していない負荷がかかる場合があります。
始めるのであれば軽い負荷から。

しっかりと基礎的なトレーニングをして、体の準備をしましょう。

リハビリが終わった後は自分で体を整えることが必要になってきます。
参考にしてみてください。