骨折から1ヶ月経ちましたが、むくみがうっすらとあります。
むくみ対策はすごく大事で、長い期間むくんでいると、どんどん固くなって動きをさまたげたり痛みの原因にもなります。
僕はオイルマッサージでむくみを柔らかくしてどうなるかを試してみました。
- むくみが気になる方
- 早く動きを良くしたい方
は参考までに読んでみてください。
骨折から1ヶ月。
足首のむくみをオイルマッサージで取ってみる
左の脛骨腓骨を骨折し、1ヶ月経過。
むくみはそんなにひどくないですが、期間が長いため硬いむくみの層があります。
そうなると、後からとるのは少し面倒で、時間がかかるようになります。
見た目はそれほどではなくても、実はむくみは硬く残っていたりするものでそれが動きの悪さや痛みにつながります。
夕方は特にむくんでいる、、。
そして、筋肉や腱の滑走性を悪くしてしまいます。
むくみにオイルマッサージを試してみた
むくみをとるためには、いくつか方法があります。
- 足の挙上(心臓よりも高く上げる)
- 寝る時間を多くする
- 運動する(ふくらはぎや足の裏の筋肉を動かします)
- マッサージをする
僕の経験上、固くなってしまったむくみを取るためには、足の挙上では不十分。
なかなかとれません。
リハビリではマッサージをすることもあるのですが、固いむくみは時間を変える必要があります。
これは僕独自の方法なのですが、アロマオイルでむくみ組織や筋膜をやわらかくしてマッサージのサポートをします。
今回は自分に対してオイルでのマッサージを念入りに実践してみました。
今回は肌に浸透させるためのキャリアオイルとしてオリーブエクストラバージン オイルを、エッセンシャルオイルとしてラベンダーとフランキンセンスを使用します。。
塗布してすぐに変化をするのがすごいです。
オイルでマッサージすると、突っ張っている皮膚に弾力が出て柔らかくなっていきます。むくみも柔らかくなります。
普段は気にならないくらいのわずかなむくみもどんどん少なくなりました。
動きも軽くなるし、面倒がらずにときどきせねば、、。
まずは「傷口の周り」をマッサージしてみた
骨折から1ヶ月。
今回骨折後の瘢痕にも、オイルマッサージを行なったらどうなるのか?試してみました。
僕はリハビリはご高齢の方をしているので、手術後1ヶ月の傷口はあまり見ません。
(だいたい6ヶ月以降から数十年前の傷痕をケアしています。)
今は「傷口」をマッサージできない状態、または本当にわずかしかできないので、「傷口の周り」からマッサージを始めました。
ガシガシちから強いマッサージはできないので、優しく撫でるようなタッチ。
塗ってすぐからどんどん弾力が出て、下の層にある筋肉に触れやすくなります。
傷がない場所は皮膚が大きく滑るようになっていきます。
マッサージした後は、足首の動きが軽くなり、動く範囲が広くなります。
すると、逆に内くるぶしの傷口のツッパリ感を感じやすくなりました(!)
体感したこと
マッサージをしていると、むくみはどんどんやわらかくなっていきました。
傷跡の周りもやわらかくできて、むくみもとれたのですが、反対に傷跡のつっぱり感をリアルに感じます。差がはっきりとしてきます。
結果
- 皮膚には弾力が出て、動きがスムーズになる
- むくみが動きを邪魔している感覚があまりなくなった
- 朝起きたときはむくみがない
膝下全体をマッサージ
骨折から31日目。
オイルマッサージでは、むくみや皮膚が柔らかくなるのを実感しました。
今までは少量ずつ、薄っすらと続けていましたが、今回は膝下全体にたっぷり塗ってみます。
初挑戦。
膝下全体に塗ってみると…
- たっぷり塗ったほうがだんぜん動きが軽くなる!
- むくみを押したときの抵抗が少なくなって、奥にある筋肉や骨に触れやすくなる!
やはり少し大きめの範囲で塗ってみる方が良さそうです。
足首を上げる(背屈)、足首を伸ばす(底屈)を少し強くやってみましたが、可動範囲いっぱいに動かした時のストレスも少なくなって、いつもよりしっかり筋肉が収縮できている感覚もあります。
動く範囲を大きくしていけそう、、。
オイルマッサージはむくみに対して僕の場合はすごく有効でした!
ところが…
夜にかけてだんだん足が痛くなってきました…!
足首に足部の重さがかかると、勝手にグラグラ動いて不安定に感じます。
さらに、腓骨側全体が冷たく感じる。
何か体の奥で足がうごめいているように感じます。
寝ようと思って布団の中へ入ったのですが、痛くて眠れません。
これは…
手術後、麻酔が切れて痛みが出たあの感じに質的に近い!
手術後の痛みに比べると大したことはないですが、それにしても眠れるほどではありません、、。
止むを得ず、ロキソニンを内服。
すると、やっぱり薬の効果があって痛みが引いていきます。
(薬の効果はすごいです!)
痛みがなくなって、すぐに眠れました。
次の日‥ (骨折から32日目)
朝起きてビックリ!
今までにないくらい足がスッキリしています!
一番むくみが残りやすい、外くるぶしまで少なくなって、圧痛もない。
さらに、足首の動きも良く、油断すると骨折していることを忘れて足を床についてしまいそうです。
ちょっと夜間痛みはありましたが、それは急な変化に対して起こったんですね。
結果オーライ!でした。
動きが良くて、心なしか外側に向いていた足先の位置が整っているように感じます。
結論:むくみに対してオイルの効果は絶大だった!
僕は主治医の先生、リハビリの先生と相談しながら行っています。興味のある方は主治医の先生方と相談してからにしてください。
今回、僕にとっては、むくみに対してオイルの効果を実感することになりました。
レシピは、
キャリオイル → ホホバイイル or オリーブエクストラバージン オイル
エッセンシャルオイル → ラベンダーとフランキンセンスを使用。
骨折から1ヶ月目のリハビリ
むくみがすっきりしてリハビリへ行きました。
リハビリの先生から
『足首の動きが出てきましたね。むくみも少ない』と高評価。
でも
『骨はまだ仮骨段階。強い刺激や、つま先に横からの刺激は特に良くないので注意してくださいね』とのことでした。
あと『カサブタはいじらないように』と注意されました。はがしたい気持ちを抑えて我慢です。
焦らず気長に治していきたいと思います。
手術の傷口をマッサージを始めた
骨折から35日目。
スネの内側の傷はもう完全に塞がっているし綺麗なので外来の先生、リハビリの先生からオイルを塗ることにOKをもらいました。
いよいよ、傷口がある程度閉じてきたので、傷口の周りにオイルを塗ってマッサージ始めました。
キャリオイルは、ホホバオイル or オリーブエクストラバージン オイル
エッセンシャルオイルは、ラベンダーとフランキンセンスを使用。
スネの前側には管が刺さっていた傷が一点あります。
この一点の傷が皮膚の下の層にまでくっついて癒着しています。
スネの内側から内くるぶしにかけては開放した傷口。
あまり傷口を刺激しないように気をつけながら、癒着や萎縮がひどくならないようにケアしていきます。
段階的にはまだ早いかもしれませんが、これは半分実験も兼ねて、、。
どうなっていくのか?
傷跡の癒着はゴリゴリとしていて、明らかに他の層とは違います。
滑走性(層同士の滑り)も全然ないです。
めちゃくちゃ軽く丁寧に実践していきたいと思います。
瘢痕組織に対してのマッサージは筋膜のケアとして有効です→