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足底方形筋の役割と作用 【足趾を曲げる運動の方向を誘導する筋肉】

  • 2019年2月13日
  • 2019年3月18日
  • 足部

足底方形筋とは

足底方形筋は、足部の内在筋の1つです。
足底内在筋群の中の4層ある内の2層目に含まれる筋肉です。(1層目が一番表層)
短趾屈筋の一つ深層にあります。

英語では【quadrates plantae muscle】
quad=四辺形;四角い
planta=足底
という意味。
筋肉は四角い扁平な形をしています。

特徴

足底方形筋は足趾の屈曲をサポートする筋肉です。
2〜5趾を屈曲させる長趾屈筋の働きを補助、補強する役割を果たします。

足底方形筋の特徴はサポートする筋肉だということです。
起始は踵の骨にありますが、停止は長趾屈筋の腱にあります。

長趾屈筋は斜め内側の内果方向に向かうので、その方向性をまっすぐ踵の方に向けるのが足底方形筋の役割。
長趾屈筋の足趾を曲げる働き方向を誘導し、なおかつ補強し力も加えます。
なので、長趾屈筋の足底頭とも言われ一部に数えられることもあります。非常に密接な関係にあるということ。

 起始と停止

起始 ー 踵骨(内側突起と外側突起の2頭)
停止 ー 長趾屈筋腱の外側縁(または分岐した4本の腱の外側2本)

起始は踵の内側突起、外側突起の2つあります。
踵が地面に着く時に踏まれないようにそうなっているのか、細かく方向性を微調整するためにそう発達したのかもしれません。
停止は長趾屈筋の共通腱に刺入するか、4本に分岐した個別の腱へ入ります。4本の腱に入る場合は外側の2本の腱にだけくっつきます。

神経支配

外側足底神経 ー S1,S2

働き

①2〜5趾を屈曲す長趾屈筋の働きを補助、補強する

 

足底方形筋の作用

2〜5趾を屈曲する長趾屈筋を補助、補強する

足底方形筋は足趾を曲げるために働く長趾屈筋にくっつきます。
足趾を曲げるための方向を誘導する作用があります。
筋肉の形も四角い扁平で、横に広がっています。方向を安定させることがわかります。

長趾屈筋は一箇所(内側)に向かってしか方向としてひっぱらないので、足底方形筋が足趾の屈曲方向に方向づけのバリエーションを与えることで、いろいろな運動方向に足趾は踏ん張ることができているということになります。

長趾屈筋の一部とみなされることもあるくらい密接な筋肉なので、仮に長趾屈筋が働かなければ、足底方形筋が足趾を曲げるために作用するはずです。

 

足底方形筋のトレーニング方法

足底方形筋の筋力トレーニング

①立位で足の2〜5趾の先で床を押す
②右足を横に開いて2〜5趾の先で床を押す
③左足の前に右足を置いて(両足が一直線上に並ぶように置いて)2〜5趾の先で床を押す
⑤反対側も同じように行う
*足の位置を変えると足趾の力の入る方向性が変わります。足底方形筋の収縮を意識をして行います。
*運動後、歩いてみて足の感触を確かめます。

タオルギャザー

①椅子に腰かける
②タオルを足の下に敷いて、足趾の屈曲を繰り返すことでタオルを引き寄せてくる。
(*下腿の筋肉ではなくて、足趾の筋肉を意識して動かします)

運動のコツ

足底方形筋は、足趾を握る時に働きます。
足底方形筋の収縮をイメージして、いろいろな足の位置で実践してみると感触の違いがわかりやすいです。
運動後は歩いて感触を確かめると実践した運動によって得られた効果を実感しやすいです。

足底方形筋が硬く萎縮すると足首の動きが硬くなります。
ふくらはぎを強化したい人は、足底方形筋のトレーニング後につま先立ちの練習をすることがオススメです。ふくらはぎの筋肉が働きやすくなるので、トレーニングの効果を高めてくれます。