「股関節を柔らかくする方法」の記事更新しました。イラスト付きで解説してみました

骨折体験談9・骨折してるけど飲酒はいいのか?

骨折中の飲酒について

骨折中にお酒を飲むことは、あまり良くないという印象があります。
飲みすぎなければいいとも言われていますが、お酒が骨の回復の妨げになるのか?念のため知っておきたいです。

 

手術後の飲酒が良くない理由

①  炎症に良くない
手術後は内出血があったり、足が腫れています。これは足が炎症しているということ。
アルコールは血流を良くする作用があります。炎症している箇所の血流が良くなると、炎症や痛みが悪化してしまう原因になります。

そして、アルコールは引いたあとに血流が悪くなるので、血流不足で栄養が行き渡らなくなり、回復が遅れてしまうことになります。

 

②  薬と合わせると肝臓への負担が大きくなる
薬を飲んでいる段階でのアルコールは控えたほうがいいです。

アルコールも薬も肝臓で代謝されます。アルコールと薬の両方。となると、肝臓は処理が大変。
キャパオーバーになってしまうと、薬の効きが変わってきてしまうかもしれません。

手術後、痛み止めなど薬を飲んでいる期間、まだ腫れている状態であれば、飲酒はしないほうがいいです。

 

③  骨形成、修復を妨げる
大量のアルコールは骨形成、骨の修復を妨げます。

骨折した骨がくっついていく段階では、まず仮骨が形成されます。アルコールは「仮骨のミネラル化」が遅れてしまいます。

骨折を治そうとして、骨折箇所に未成熟の幹細胞が送られてきます。この幹細胞が骨細胞に成熟していくのですが、幹細胞を集めるためにはタンパク質が役割を果たします。

大量のアルコールは幹細胞を集めるためのタンパク質を少なくしてしまうようです。

また、アルコールの利尿作用によりカルシウムやミネラルが一旦体内に吸収されても、骨形成に必要な分まで排泄されてしまいます。これも良くありません。

さらに、大量のアルコールは「オステオポンチン」という骨の強度に大きく貢献するタンパク質が少なくなってしまいます。

 

このような理由から、
一番ベストなのはアルコールを控えること
と思います。

 

骨折中の飲酒は適量で!できれば一杯くらいで止めたほうがいい

でも「適度な飲酒であれば、骨が丈夫になり骨粗鬆症の発症リスクを抑える」という研究もあるようなので、絶対的にダメというわけではないかもしれません。

痛み止めをやめて、腫れが引いてきたら適量の飲酒は問題なさそうですが、でもあくまでも適量(1日コップ1杯くらい)で止めたほうが良いです。

結論 :
「骨折中の飲酒は1杯くらいが妥当なところ」
かと思います。

 

骨折後、初めてお酒を飲んでみた  

脛骨腓骨骨折から34日目

むくみは少なくなっています。
オイルマッサージは効果があるようです。
安静時の痛みなし。大分前から痛み止めは飲んでいません。


350mlの缶ビールを飲んでみました。

僕はお酒を飲むとすぐ酔いますが、わりと長い時間飲んでいられるので、お酒は弱い方ではないかもしれません。

久しぶりの飲酒。

酔いやすいかもしれない、と予想をしていたのですが、飲んでみたら酔いやすいどころの話ではありませんでした。

気持ちが悪くなって全然飲めません。

 

意外でビックリ。
一口つけた瞬間から気持ちが悪い。

酔っ払ったというよりも『体が受け付けない』という感じ。

二口目を飲んでみたのですが、全然飲み進められなくてギブアップです。

 

翌日は瓶ビール

昨日、缶ビールがまったく飲めなかったのですが、
缶ビールは気持ち悪くなって飲めないけど、瓶ビールは飲める」と、妻の父が言っていたのを思い出しました。
理由はよくわかりません。

瓶ビールを飲んでみました。

 

「あれ?昨日の缶ビールと全然違う」 ”いけます”。

どうしてでしょうか?不思議。
でもすぐ酔ってしまいました。

確実にお酒には弱くなっているようです。300mlくらいでストップ。

久しぶりのお酒。
「すごく美味しい」とは、思わなかったのですが、
飲めるくらい改善していることが「すごく嬉しい」

 

お酒を大量に飲んでみた 

骨折から41日目

一カ月半ぶりくらいに自宅以外のお家、友人宅へ行ってきました。

「お酒はもう飲めるの?」と聞かれていたので、「瓶ビールを少しなら」と返事。
いざお邪魔すると、瓶ビールが何本も…。
嬉しいしありがたいです。

楽しくて、つい沢山飲んでしまいました。

プラス日本酒も飲んでしまいました。
ご飯も美味しいし、ありがたい。

それにしても不思議です。
家で飲んでいたら全然飲み進められなかったのに、友達の家だとたくさん飲んでしまうなんて。気持ちってすごい影響力!
飲み慣れ?もあるのかな?

足の痛みが強くなることもなく、その日はお酒を飲めました。

でも松葉杖なので転倒には注意が必要。
ふらふらします。

 

大量にお酒を飲んだ次の日どうなる?

昨日は楽しくて、本当に久しぶりにケガを忘れて楽しみました。
しかし… 足がむくんでいます。

お酒を多く飲んだ次の日は、足がむくむ。

朝こんなにむくみがあるのは久しぶり。体もだるい感じがします。

やはりお酒を飲みすぎることは体には良くないようです。注意が必要です。
でもすごく楽しかったので、1回くらいならOKですかね…。

骨折から1ヶ月半の僕の結論 :
「まだアルコールは控えたほうが良い。飲むなら少量」
にしておく。

 

 

骨折中のお酒についてお医者さんに聞いてみた

骨折から43日目

担当の先生に聞きました。

 

Q:お酒を飲みすぎることは、どうなのでしょうか?

A「お酒は代謝できる分は問題ないけど、飲みすぎると骨から栄養(ミネラル)を取られるから本当は良くない」

「飲むなとは言わないけど、代謝できる量で少量の方がいいですよ」とのこと。

 

なるほど。やはり、1日1杯くらいが妥当なようです。

 

先生からのコメント:
「骨折治療中はお酒を控えるに越したことはない。飲むなら一杯に止める」

 

お酒好きの方には酷かもしれませんが、そのほうが良さそうですね。
完治した後の方が気持ちよく飲めると思いますし…少しの辛抱です。

骨に良いことを優先しましょう。